サバ奈子

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函館市 野外彫刻 ベイエリア

2020-04-14 05:12:51 | 野外彫刻

市電の末広町と大町電停の間、車窓からも見ることのできる「明治天皇御上陸記念碑」。

明治天皇上陸記念碑
赤御影石の地球儀の上に、青銅の鳳凰が羽を広げた碑は、明治天皇が明治9年
(1876年)、東北・北海道巡幸で来函の際の、旧税関桟橋への上陸を記したもの
である。

同14年(1881年)に再び来道の際、小樽から陸路函館へ巡幸し、ここから乗船
して青森に向かった。

明治9年の下船・乗船と同14年の乗船で、計3回目となることから、三蹤碑
(さんじょうひ)とも呼ばれている。

この碑は、函館出身の彫刻家・梁川剛一の作で、昭和10年(1935年)9月7日に除幕
された。

同16年(1941年)に7月20日を「海の記念日」と定めたのは、明治天皇の明治9年
(1896年)の巡幸の際、7月18日に離函し、20日に横浜に帰着したことを記念した
ものである。

平成8年(1996年)から国民の祝日「海の日」になった。

碑の裏面には、明治天皇が蝦夷開拓督務である鍋島直正へ与えた建設趣意書の
レリーフが貼られており、碑の中には寄付者名簿なども納められているそうです。

函館山を背景に記念撮影。記念碑ちっちゃすぎか。

所在地 函館市大町9番

明治天皇御上陸記念碑 のすぐ近くに、

海上自衛隊 函館基地隊 あり。

そこに錨が展示されています。

護衛艦 はまゆき 主錨
 就役 昭和58年11月18日
 退役 平成24年 3月14日
   滄海友の会 寄贈

海上自衛隊 函館基地隊 ができる前は、箱館運上所がありました。

箱館運上所跡
欧米5か国との通商条約に基づき、安政6年(1869年)、函館は横浜、長崎とともに
開港し国際貿易港となった。
これにともない、税関の前身である運上所が設けられた。開港翌年の入港外国船は、
商船30隻、捕鯨船21隻、軍艦13隻の計64隻であった。
貿易では、輸入はほとんどなく、輸出は中国向けの昆布が4分の1を占め、そのほか
いりこ、するめ、干あわびなど海産物が上位をしめていた。
明治5年(1872年)、運上所は税関と改称された。昭和43年(1968年)、海岸町
中央埠頭に港湾合同庁舎が完成し、税関も同庁舎に移転した。明治44年(1911年)
に築された庁舎は、木造ルネサンス風の洋風建築であったが、昭和47年(1972年)
に取り壊された。

海上自衛隊 函館基地隊
北海道函館市大町10-3

コメント
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