映画「怒り」を観てきました。
「怒」という血文字を残して未解決となった殺人事件を巡って、
千葉、東京、沖縄の3つの舞台で描かれる群像劇となっています。
疑わしいとされるのは3人の男。千葉県・房総の田代哲也、
沖縄の離島にいる田中信吾、東京都内の大西直人。
それぞれの地でそれぞれの男に出会う人々の葛藤を描く群青劇です。
「人を信じるということがこんなにも難しく脆いものなのか」を
描いているのですが、素性の知れない男と出会い、とにかく怒りが
おさまらない! 怒りのはけ口がない! どうしようもない怒りが
こみ上げてきて、映画が終わった後、複雑な気持ちになるのでした。
俳優陣の体当たり演技がすごいです。
すずちゃんにここまでやらせるなんて!
「四月は君の嘘」を観たばかりだったので、ギャップが・・・。
でもすずちゃんだから、痛々しさが出せてよかったのかなぁ・・。
150分と長い映画でした。
見ごたえはあります。
でもあらゆる感情が湧き出して、感想も複雑で、「深いな~」くらい
しか表現できないのでした。
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