昨日まで10℃をきる寒さが続いていましたが、今日は久しぶりに
暖かな1日となりました。
午前中の野球の練習の時に遊ぶ約束をしてきたようで、お昼をすぎると
次男のお友達が遊びにきました。
裏の空き地へ野球をしに行ったと思ったら、突然家に帰ってきて、
「お父さん! 糸ちょうだい!」
「何に使うの?」と聞くと「どじょうを釣ってくる!」
周辺で田植えが始まり、家の前の小さな水路にも水が流れるようになりました
この水路に時々どじょうや魚が迷い込んでくるときがあります。
みんな興奮して楽しそうだったので、つり糸を見つけてきて渡しました。
次には「針金ちょうだい!」
言われたとおり針金をあげました。
するとどこからか木の枝を見つけてきて、針金をJの字に曲げてつり糸で結びつけて
つり竿のようなものを作り始めました。
さらに、庭の堆肥場をほじくりかえしてミミズをつかまえてきました。
針金にミミズをつけて、つり竿もどきを完成させると、自転車に飛び乗り
水路へ走っていきました。
とっても楽しそうなので、だまってついていきました。
めいめい、好きなところで糸をたらし始めました。
「しまった、おもりを忘れた!」と1人が言うと、その辺の小石を糸にしばりつけ
「これでOK」なんて言いながら、また続けます。
このあと、場所を移動しながら、さらに友達が次々と合流してきて、
しばらくつり遊びを続けていました。
散歩のおじさんも何事かと寄ってきて、のぞきこむとにやにやしながら去っていきます。
結局、どじょうはいなかったし、釣れるはずもないんですが、
子供達は自分達で考え、それを工夫しながら実行していきました。
しばらくすると帰ってきましたが、どじょうは釣れなくても満足そうな顔を
していました。