スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

また雪が降りました

2010-04-19 23:49:03 | 子供達
日曜日、朝起きると外にはうっすら雪が積もっていました。
いつになったら暖かい春はくるのでしょう?

次男の少年野球で、六ヶ所村へ練習試合に行く予定になっていました。
こんな天気だから中止だろうと思っていたら、監督から「予定どおり行きます」
とのメールが・・・

というわけで、チームのみんなと待ち合わせて、六ヶ所まで行ってきました。

あの、核燃料再処理工場がある村です。

村のクラブチームとの練習試合でしたが、会場は村の総合運動公園。大きな野球場が
3つもあり、今回使用したのは第3球場ということでした。
それでも、ナイター設備が完備した立派な球場でした。

練習試合なのに、電光掲示板を使って得点やストライク、ボール、アウトカウントを
表示したりして、びっくりでした。

こんなにいろいろ恩恵をうけていたら、再処理反対なんてなかなか言えないんでしょうね。

次男はまだ4年生でレギュラーではないですが、それでも1打席出させてもらいました。

結果は空振り三振。でも、いいスイングでした。キャッチャーがボールをこぼしたので、
振り逃げで「走れー!」とみんなが叫んだら・・・

次男は「走ってベンチにもどれ」といわれたのだと勘違いして、バットをもってベンチへ
向かってあわてて走りだしました。

「違う、1塁!」と言われ、またまたあわてて1塁へかけだしましたが、タッチされてしま
いました。うつむいて帰ってくる次男。試合に出る経験がないから、緊張しちゃうんでしょうね。

守備にもつかせてもらいましたが、他の4年生のときはひとつもボールがとんでこないのに、
次男のときに限ってフライがとんできました。おいついたんだけど、グラブに当てて
落としてしまいました。おしい!

次男は負けず嫌いで、失敗するとすぐ泣くのですが、近頃は泣くには泣くけど、
その後の回復が以前より早くなったような気がします。


同じく1年前から野球を始めた同級生は8人いて、中には上達の早い子もいて、
2人はチーム事情もありますがレギュラーとしてもう試合に出ています。


そういえば、今日(月曜日)の食事中、末娘が学校であったことを話していて、
今日は自己紹介をして、好きな食べ物とかすきなことを紹介したという話をしました。

そこで、次男に、もし自己紹介するとしたら、どんなことを言うの? と聞いたら、

「ぼくが好きなことは野球です。いつも放課後は友達とキャッチボールをしています。
でも、なかなかうまくなりません、て言うかなあ」なんて言いました・・・

そういえば食事前、妻が長男、次男用にと図書館から借りてきた、野球を題材にした小説を
次男が読んでいて、そのあとがきで作者が「私には野球のセンスがなくて・・・」と書いて
いる部分を父に見せて、

「お父さん、この人ぼくとおんなじだよ・・・」なんて言ったのです・・・


次男は次男なりに、気にしていたんだ・・・

上手な友達と自分を比較したり、比較されたりして、心を痛めていたんだね・・・

野球に入った時は、同級生の中では早めに入ったので背番号も同級生の中では若い番号
でしたが、今春になって、背番号は4年生の中で一番大きな番号になりました。

ある時、練習帰りの車の中で「お父さん、僕の背番号○番だって・・・」
普通に話していたけど、今思うと、本当はショックだったんだろうなあ・・・

実力の世界だから仕方のないことなのだろうけど・・・
誰かが試合にでれば、誰かがでられなくなるわけで・・・
逆の立場になることだってあるかもしれない・・・


でも・・・


がんばっていることを認めてあげもしないで、つい上手な同級生に目がいってしまい
比較して、できないことを指摘して・・・
誰々に負けるな、投げ方がよくない、捕り方がよくない、打ち方がよくない・・・
自信を失っている我が子に、プレッシャーをかけつづけていたんだ・・・

なんてひどいことをしていたんだろう・・・

本当にごめん・・・


野球を始めたばかりの3年生の時は、キャッチボールだってまともにできなかったのに、
いまでは普通にお父さんと手加減なしでキャッチボールができるじゃないか・・・

監督のノックだって捕れるようになったじゃないか・・・

練習から帰ってきてから、外にでて素振りをしていることを知ってるよ・・・

六ヶ所から帰ってきたあと、バッティングセンターへ行ったら、何本もいい当たりしてたじゃないか!
この1年間の積み重ねで、次男は次男なりの歩みで上達しているじゃないか!


できないことをあれこれうるさく言うのはもうやめよう。できたことをほめてあげよう。
頑張っていることを声にだして認めてあげよう。


また同じことを繰り返してしまった・・・
父、猛反省。








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