今まで何年かかけて県内の美術館で開かれていた「シンビズム展」…県内の美術館の学芸員さんが選んだ県ゆかりの新人作家さんの展覧会ですが、それを振り返る意味で再び選ばれた作家さんたちの展覧会でした。今まで何度もあちこちの美術館に足を運んでこの「シンビズム」展を見てきたのですが、その振り返り展のようでもありました。まずは「茅野市美術館」です…JR茅野駅前に「茅野市民館」があって、そこに美術館、大ホール、図書館などが入っています。
この日はホールで住宅施工会社のイベントがあって賑わっていました。美術館は静かでこちらは館内からの写真です。
「シンビズム」とは「信州の美術の主義」の意味の造語で、新しい美術、真の美術、親しい美術等の意味を含んでいるそうです。行われていたのは「リ・シンビズム2 そして未来へ」です。17名の作家さんの作品が展示されていました。
館内の写真撮影は可能でしたが、個々の作品でなく全体を撮ってくださいとのことでした。それぞれ注目すべき作品たちばかりでしたが、以前に見た作家さんの作風の変化などにも注目して観てきました。
たくさんの作品たち…静かな空間でじっくり鑑賞することが出来ました。その後、原村まで足を延ばしましたのでその風景です。茅野から御柱街道で原村に向かいました。左に蓼科山を望みながら行きました。
田んぼの稲は黄色く稲穂を垂れ、収穫の時を迎えつつありました。途中で田んぼの中の「サギ」に出会いました。
原村は高原野菜の産地です。キャベツ畑と原村から望む諏訪湖の風景です。
美術館の作品との出会いでは、若い作家さんたちの作品制作へのエネルギーを感じ、こちらも元気をもらえるような気がしました。久しぶりに原村に出かけたのも嬉しいことでした。原村の庭の様子は次に続きます…