毎年恒例の春の牛伏川自然観察会に参加できなかったので、個人的に散策してきました。5/14のことです。この日は雲の多い天気で山麓線から眺める北アルプスも雲の中でした。お田植えの終わった田んぼの水鏡に青空と雲が映っていました。
牛伏川はこの日も気持ちよく流れていました。
少し下流の観察会をする広場では昨年夏の豪雨で川の流れが変わってしまい、以前の丸太橋が使えなくなってしまいました。先日、役員の皆さんで新たな橋を架けてくれました。砂利と丸太があるのが以前の川の場所です。
この日咲いていた花たち…まずは毎年出会うのが楽しみな「ベニバナイチヤクソウ」が咲き出していました。
「ウツギ」の花も咲き出していました。
たくさん咲いていたのは地味な花の「ネコノメソウ」と独特の風貌の「マムシグサ」です。
ここには「炭焼き窯」の跡があります。わずか石積みが残るだけですが…
たくさん咲いていた「カキドオシ」と小さな群生の「サクラソウ」です。
大きな群生でたくさん咲いていたのは「ニリンソウ」です。清楚なステキな花です。
「トチバニンジン」はもう実がついていました。「クサノオウ」の黄色の花も目立ちました。
たくさん咲いていて嬉しかったのは「フデリンドウ」です。小さな花ですが、きれいな色合いで林床のあちらこちらに咲いていました。
「ウメバチソウ」はこれから咲くところ…蕾がついていました。
林床の花筵に注目して見上げると「ズミ(コナシ)」の花…この花の咲き揃う様は見事です。
「アマナ」と「ムラサキケマン」もところどころで見かけました。
すっかり新緑の季節になって若葉の緑がまぶしかったです。この日のフランス式階段工と連岳橋付近の流れです。
帰り道に「道の駅 小坂田公園」へ立ち寄ってみました。ここはずっと工事中でしたが、この春に駐車場やゴーカートなどが再開し、新たなトイレ棟ができていました。でも再オープンは来春とのことで、産直市場などはなかったです。来春のオープンを待ちたい施設です。
春の花に出会えた牛伏川流域の散策は新緑の中で気持ち良かったです。この日の歩数は6292歩でした…