KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★独立記念日2020

2020年07月05日 | Time in ニューヨーク
宵闇が落ちる直前、
信号待ちの車の中から夜空に広がる
プラネタリウムのような花火のカケラたち。

今年のIndependent day独立記念日は
これまでと少し違う。


お祝いムードではなく、
Happy の言葉が消えた。

いつもよりも激しく鳴り止まない
自主花火大会。

(ニューヨークでは違法だけど…

みんな気づいたからだよ、という。

掃除や模様替え、古くなったものを
新しく変える作業がなかなか終わらず、
まだここに。

けれど、July 4th(ジュライフォース)を
ニューヨークで迎えられて良かった。

昨日はブロードウェイの大ヒット作品

「Hamilton ハミルトン」を

ディズニーチャンネルで、
この国の歴史の黎明期ともいえる時代の話を
ミュージカル仕立てで観た。
さすがブロードウェイ、
画面でみても圧巻だった。

アパートメントの窓からも
軽く10ヶ所以上から上がり続け、
月夜の下で鳴り響く今年の花火は

まるでこれからの変わりゆく時代に向けての
“のろし”のようにも思えてくる。










#newyork#july4

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★マンハッタンから虹の滑り台

2020年07月02日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
Manhattan マンハッタンでも虹🌈✨

クィーンズボロブリッジの手前で見つけた
虹は、ブロンクスに渡ってからもずっと。








写真ではうまくサイズ感が出せなかったけど、
巨大な虹の滑り台のようだった。

雨降ってないのに?と不思議だったけれど、
ブロンクスに着いたら夕立のあとの気配。
ひんやり涼しい風が吹いている。

カントリーハウスで必要なものや
生活用品を買うために、
3ヶ月ぶりのマンハッタンでのショッピング。

店内はもちろん、歩いていても
マスクははずせない。
ソーシャルディスタンスを守りながら、
店の外で並び、係の人に呼ばれると
店の中に入れるのだが
人数制限をしているために

いつも長い時間待つレジも
すぐに順番が回ってくる。

活気は取り戻しつつあるものの、
まだベニア板でふさがれたままの痛々しい姿は
暴動のツメ跡を残す。

レストランは、道路にせり出して
テーブルが置いてあり、
車が真横を通る屋外で再開しているお店を
あちこちで見かけた。









とはいえ、
真っ暗な店内に閉店のお知らせもなく
「For rent 」と店舗貸し出しの貼り紙が
ガラス窓に貼りついているレストランや
カフェも多くて胸がしめつけられるよう。

時にはその上からチェーン店の
新規オープンのComing soon のお知らせが
ドーンと乗っかっている。

小さな個人商店は
継続していくのは厳しいよ。
豊富な資本のある大手に
どんどん入れ替わってしまうのが本当に残念だよ。
それぞれの独自の特徴があって
良いものを作っている個人のお店が
どんどん消えてしまうんだ。と
日頃から嘆いているが、それが一気に
加速している様子に肩を落としながら
摩天楼の間を通り抜ける。

長年この街で過ごし、幾多の波を乗り越え
その移り変わりをみてきているリオにとって
言葉少ないけれど、思うところは
たくさんあるだろう。と察する。

交通量もまだまだ少なめ。
中心から離れていくと
ところどころ渋滞している道もあるけれど
それでも平日のあの、にっちもさっちもいかないほどの
ギッチリな車の量を考えるとグンと少ない。


今終わったからそっちに迎えにいくよ、と
ユニオンスクエア近くから
6th Avenue で買い物しているお店まで
20〜30分はかかるのだろうと
普段のつもりで思っていたら
あっという間に着いた。

道がかなり空いている証拠である。






道路がレストランで占領されて、
バイクレーンやバスレーンは確保なら
車はなかなか通れないよ。と
ぶつぶつ呟いていたが

私は交通量がこの先も減って
これでクラクションが常に鳴り響く
マンハッタンの喧騒もだいぶ緩和されるのかな?と
思うとちょっとホッとしたりして。

一見変わっていないようで
実際に歩いてみると

大きく変容しつつあるこの街はまるで
見えない巨大ハリケーンが通り過ぎたあとのようだった。

そのハリケーンは
また再び来ないとも限らない、

そんな危うさを誰もが感じているから
浮かれてはいられない。

それでも、
これまでに見たこともないような
巨大な虹の滑り台が天から地上に現れて

時折色を強めながらそのカタチのまま
長い時間大きな光を放っていた。

まるで立ち上がり始めたこの街の姿のようだった。

New York is tough.の言葉通りに
タフに、また元気を取り戻す時が
訪れる日を信じて。

今日はまたこれから自然豊かな
ペンシルバニアへ。

ウチの玄関の前の生まれたばかりの
小鳥ちゃんたち大きくなっているだろうな。

野生のラズベリーは色づいたかな?

ホタルもまだ飛んでいるよね。

爆音のサイレンや
夜中まで歌いまくる裏庭パーティの
にぎやかな声、
通りを走り抜ける大音量のラテンの音楽
朝方まで鳴り響く花火の轟音に
起こされることもない

静かなカントリーハウス。

とにかく音のボリュームが
けた外れなニューヨークとは対照的な暮らし。

そのどちらもが私にとっては心地よく
静と動…いや静と激動の
2つの世界がうまい具合に良いバランスを保っている。

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★ Monthly メッセージ 2020年7月【Jul. 】

2020年07月01日 | マンスリーメッセージ
その月に必要なメッセージをお届けします。
2020年7月をより快適に過ごすための
ヒントにしてくださいね♪

******************************

今月のキーワードは
「 Weave【ウィーヴ】〜編み込む〜」

いつくかのものを織り交ぜて作り上げていく、

それが今月のキーワード。

ミニマムな単位から
少し広がりを見せていくような今月。

自分や家族など最少人数と向き合う時間から
社会との繋がりや、この先の未来に向けて
模索しながら新たな時代の始まりを見すえて

丁寧にひと目ひと目を
編んでいくような気持ちで。

今はいきなり急発進はできない時。

だからこそ、上糸と下糸を調整しながら
良い状態が作り出せることだっていっぱいある。

忙しいと、ついそれをする時間がなくて
上糸がつれたまま、とか
表からみたら一見綺麗なんだけど
裏からみると下糸がゆるんで、からみっぱなし…

そんなふうにバランスが崩れたまま
進まざるを得ない、なんとかごまかしつつ
踏み板を踏んで前に進めるしかない、

なんていう日常から、ここ数ヶ月で
世界は一変している様相。

気流の流れがどうなっていくのか、激しすぎて
予想をするのもなかなかムズカシイ昨今。

ただ誰もが気づいているのは
今は困難な状況であっても
確実に時代の変革期にあって

価値観が大きく変容していくまっただ中に
私たちは遭遇しているのだ、と。

不安はあるけれど、
絶望感に打ちのめされているわけではない、と。

長い年月をかけて出来てしまった
“ひずみ”を整えて

いつの日かこれを乗り越えて、
また良い方向に向かっていく
大きな時代のうねりに今あるのだと

どこかで感じている。

そんな時間にあって
それぞれが、それぞれの世界で

自分だけのタペストリーを織り込むがごとく

いろんなものを取り入れて、
美しいマンダラ模様を描いていこう。

もちろんシンプルなデザインでもいい。

ホッとするようなかわいい絵でもOK!

自分が自分でそれを好き!と言えるような

私らしい、と思えるような

そんなタペストリーを織り込むように
ひとつひとつを、毎日毎日を丁寧に
過ごしていけばまたその先の
確かな道しるべが見えてくることだろう。

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