KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★マンハッタンの暑い午後

2020年07月29日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】

なかなか思うように進まないいろんな申請を、ひとつひとつ集めて一歩ずつ準備中♪こんな時だから、行きつ戻りつで日本ともやり取りしつつ、ハラハラしながらも。


ニューヨークの役所も郵便もようやく動き始めて、今一段落しているうちにできる限り進めたいところ。


世界の様子を見ているといつまた何があるかわからないから、とちょっぴり焦りながら。


朝から1ヶ所、予約して行ったところも書類が足りなくてやり直し。まずは他のを申請してからそれが手に入ったらまた予約し直して…工程がいくつもありすぎて気が遠くなりそう。


そのままもう一つ、マンハッタンのダウンタウンで用事を済ませて、







今日のランチは、フラットアイアンビルディングの前にある

イタリアンフードと食材のオシャレなお店、EATALY イータリーで


プロシュートとミニトマト、リコッタチーズ、ルッコラのフォカッチャ。


サラダは、ケールと角切りのビーツ、

キヌアにウォールナッツ。 





ドレッシングはオリーブオイルと

ホワイトバルサミコにハニー。

ハチミツの甘さがケールとビーツによく合う❣️


フォカッチャは、ちょっと軽めでピザよりも

チーズが少ない。ピザよりもこっちの方が好きかも♪


そうそうこれこれ!

シシリー(シチリア島)のフォカッチオとかはこうやって温めずに食べるんだよ!

子どもの頃、ウチの斜め前に住んでいた

グランマの妹のテレサおばさんが

よく作ってくれたのは四角いピザで、

トマトソースにパルメジャーンが少しかかっていただけで

まるでトマトブレッドみたいだったんだ。

懐かしそうに思い出話を、公園の前に並べられた青いパラソルと青い空の下で。


I’m sorry!やっぱりイタリアンが一番美味しい!とさけぶ。ただし、美味しいイタリアンに限るけどね。と言いなおして。


ゴメンって謝られても…ん〜でも、同感。


日本のごはんだってかなり美味しいのに、とちょっぴり悔しいけれど。


けれど確かに、ここのファミリーの食へのあくなき好奇心と追求心はものすごいモノがある。おじいちゃんも料理が上手でさまざまな野菜を畑で育てていたのだという。甥っ子ちゃんはNYで有名なイタリアンのマネージャーを務め、ロックダウン中はオンラインでイタリアンの料理を習っていたほど。


ウチは歴代、男性たちが料理上手なのよ!というのがマムの口ぐせだった。というマムもお料理が上手だったという。マリアのごはんも美味しいし♪


おじいちゃんやおばあちゃんの世代から引き継がれた家庭料理やイタリアンの味の奥深さを教えてもらい、私の世界はさらに広がり続けている。


食後のデザートは、Lavazzaラバッツアの


フローズンエスプレッソのラテ。そして、リコッタチーズとオレンジのケーキを。


これまたフローズンがなめらかで、エスプレッソの濃い味がラテとの絶妙なコンビネーション。


このケーキ、パウンドケーキの生地にいつも冷蔵庫にいろんな種類のチーズがごっそりねかせてあるのを拝借して作ってみようかな♪と次なるケーキ作りのレシピにココロ踊る。


マンハッタンの摩天楼、外に張り出すビルディングの非常階段、アートのような消防栓


車から道ゆくホームレスの人を呼び止めてコインを渡したり、銀行で杖を床に落とした人に拾って渡したり、


免許申請の入り口で黒人の女性にどなられたり、ランチを終えて席を立ったら、大声で何か叫びながら歩いてくる男性を避けてみたり。


あぁ、そうそう。なんだか懐かしくて嬉しくなる。

これが日常だった。


スーパーで量り売りのナッツやドライフルーツを買っていたら、

これの量りはどうやって入力したらいいのかしら?と聞いてきたご婦人に2人で、こうするんですよ!と教えると、助かったわ、ありがとう!とお礼を言いながらホッとしたようにカゴに入れる姿やら。


ペンシルバニアでの自然の中でのんびりとした暮らしが続いているから忘れていた。


いや、それだけじゃない。皆、息をひそめるような時間を過ごしていたからだ。


激しい喧騒と厚い人情と。

ニューヨークらしさを久々に思い出す。


ここでたくましくパワフルに生きていく人々を。


ちょっとのことでヘコたれてたらサバイブなんてできない。


私もまた、そのエネルギッシュな一員になるためにひとつずつの作業を時々、ハラハラドキドキしながら現在進行中。


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