日本人にとってムズカシイ発音は
「R」と「L」
このアールとエルの発音の区別が
なかなか出来ないために聞き取ってもらえず
伝えるのに今だに四苦八苦してしまう。
Girl ガールもNurse ナースも
最初は通じなかった(泣)
え?英語じゃないの?と思ったけど
発音が違ってただけだった。
そもそもキンダーガーデン(日本でいう幼稚園)の発音の教え方がまったく違う。こっちでのABCのアルファベットは
「フォニックス(Phonics)」という発音法。
これ、日本でもやってほしい。
ママたちの意見。ホント、ホント。
日本の英語の教育方法も見直してほしいよね、
イギリス英国とアメリカ英語が違うにしても
それにしてもね…と学校仲間たちともよく話す。
Rは舌を内側に巻く。
Lは舌を歯の裏につける。
わかっていてもなかなか。
けれど、
小さい子どもたちはあっという間に
それをマスターしていくその速さには驚くばかり。
先日も2組の5才のちびっ子たち、
それぞれにこのアールとエルの違いを教えてもらった。
ねぇねぇ、カオルさんに教えてくれる?RとL。
どうかしら?これでいいかな?と
Lの発音をやってみたら
う〜ん、ちょっとちがう…
首をかしげ照れたように困ったように言う。
こうやるんだよ、と
何回か教えてくれたんだけど、
う〜ん…やっぱり違うよ。と
申し訳けなさそうに言われてしまった。
その後、別のちびっ子にも同じように聞いて、
エル!と言ってみたら、まったく
同じ反応だった。
う〜ん、ちょーっとちがう…
じゃあ、
ビデオに撮るからやって見せて!というと、
ゆっくりと口元の開き方と舌の動かし方を
スローモーションで見せてくれた。
最近おしゃべりがうまくなってきた
弟ちゃん2才が横でマネをすると、
Good!ちゃんとできてる!とすぐにマスター。
ぜんぜんGood !が出ないワタシに
じゃあこれ言ってみて!
「エレレ」と別の言葉を使って
教え始めてくれた。
若干5才、出来ない生徒に応用形で
発音を辛抱強く向き合って教えてくれて
ついにグッド!!!を連発!
後日また最初のちびっ子にも聞いてみたら、
ウンウン!と大きくうなずき、オーケー!!!と
ちっちゃな先生たちのOK が出て
やったぁ〜‼️と飛び跳ねてガッツポーズ♪
ほんの少しずつまたうまくなってきたかな、と思いながら、
それでも昨日、
ルーカスの家に遊びに行ったら
一番ニガテで気をつけている発音
「Ireland アイルランド」が聞き取ってもらえなかったf^_^;
アールとエルが2つ入っているこの単語は
私の言い方だとイランに聞こえてしまうらしい。
あー、まだまだなんだ…と
ちょっぴりだけどヘコんでみたり。
要練習、引き続き。
焦らず練習あるのみ。の日々だけれど
そんな中で最近、
日本語を勉強したい!と言い始めたリオ。
今度日本に帰った時には
しゃべれるようになっていたいから
本屋さんに行って教材買おうかな?と
急にはりきっている。
これまでに日本に行くこと十数回。
ニューヨークにも日本にも
日本人の友だちもたくさんいるけれど
周りの人たちは英語堪能で問題なく
過ごしてきたみたいで。
でも、前回の秋の日本滞在でいろんな人と
もっとコミュニケーションを取りたいと
思い始めている様子。
そうなると、急に質問ぜめ。
ゴザイマスはどういう意味?
丁寧な言葉だよ。
デス、も丁寧な言葉でしょ?どう違うの?
どんな時にそれぞれ使うの?
そう言われて頭でん〜と、ん〜と…と
考えてみてもわかんない。
ゴザイマス、ってイイよね。
I like 'Gozaimasu 'と言って
なんにでもつけたがる。
「コンニチハ ゴザイマス!」
あ、No ‼️No‼️No‼️
コンニチハの後にゴザイマスはいらないの!
なんで?オハヨウの後にはゴザイマスつくでしょ?
でもコンニチハにはつかないの!!!
Why?ともう一度突っ込まれても
なんでかわからないけど
つかないからつかないの!それしか言えない。
「ゴチソウサマ ゴザイマス!」
「オヤスミ ゴザイマス!」
あ、それにもいらないよ!
ここ数日は‘ゴザイマス マイブーム‘
先日までは‘ドウゾ’ブームで、
なんにでも、英語の後にもドウゾを連発。
英語も勉強すればするほど
奥が深くてタイヘンだけど
日本語を教えるとなると
これまたムズカシイ。
教材買いに行かなくても
ユーチューブで見たら?と言うと
動画を探したらしく、ちらっと視聴したところ、
「すみません」の発音を教えるくだりで
「せん」…「せん」
「ま」…「ま」…
「すみ」…「すみ」…「すみ」
「すみません!」
すみません、の5つの言葉を3つの単語に分解して
しかも逆から教えてた( ̄▽ ̄;)💦衝撃的。
なぜ?意味がわからない。
もしかしたら私たち日本人が
(または私だけが?)知らない
「フォニックス メソッド」のような
日本語習得の別の方法があるのだろうか?
けれど、本人がその気になっているので
いつもたくさんの英語を根気よく教えてくれている恩返しに
私もちゃんと教えていきたいと思いながら、
あー、自分が英語を勉強するより
もしかしたら1から日本語教える方が
難易度高いのかもしれない…