有馬温泉の初夏の見所『念仏寺の沙羅の花』を撮影してきました。
今年は6月8日(土)に開花したそうで、白い可憐な花がちょうど見頃を迎えています。
沙羅の花は、1日で散るところから無常を感じる花とされます。次から次へと咲き、そして散り行く花は苔の庭一面にちりばめられ、耳を澄ますと落ち花の音もかそけく心澄み渡るといわれています。
念仏寺は、岌誉上人の開基で1532年に創建されました。現存の本堂は1712年の建立で、有馬温泉では最古の建造物です。この寺の石垣は有馬一古いと言われており、見事な石材が使われています。沙羅双樹の木、蛤(はまぐり)石、雀石のある美しい庭園でも有名です。
6月22日(土)・23日(日)・24日(月)に開催される「沙羅の花と一絃琴の鑑賞会」では、沙羅双樹の花を背に、念仏寺住職の法話で愉しんでいただいた後、須磨琴保存会の先生方による一絃琴の演奏をお聴きいただくことができます。また、開演前には沙羅の茶会として、お茶と沙羅の花をイメージした限定のお茶菓子をお召し上がりいただきます。
当日券もございますので、お気軽にお問合わせ下さい。
また、6月22日(土)・23日(日)・24日(月)以外の日には、拝観料500円で沙羅樹園が拝観できます。(ほうじ茶、お菓子付)
※会場が寺院の為、仏事行事が入った場合はご覧いただけないことがあります。その際はあしからずご了承ください。