難しいことはわかりませんが。

実は、主夫からアルバイトに成長しました。

八日目の蟬

2022年08月29日 10時02分52秒 | 映画
出演:永作博美、井上真央

素晴らしい作品だと思います。
ちょいちょい思い出しては観たくなる作品。

裁判のシーンから始まるんだけれど、そこからもう引き込まれる。
「4年間、子育てをする喜びを味わわせてくれたことを感謝します。」なんとも言えない表情で永作博美演じるキワコが呟く。

不倫相手の赤ん坊を誘拐し、4年間育てながら逃げ続ける話し。いつ捕まるのか、いつ捕まるのか、観ているとそんな不安と常に隣り合わせ。時が経つのがあっという間に感じられる。
泣き喚く赤ん坊があんな表情で迎え入れてくれたらさらってしまうかもしれない。逆に何をしても泣き止まないホテルでのシーンは対照的だ。

井上真央演じるエリナが父親と同じような優しい不倫相手との間に子供ができるんだけど、あぁ、それでもキワコとは母娘なんだなと、なんだか納得させてもらえた。

最初、誘拐された側の誘拐されてる間のシーンがあっても良かったのでは?と思ったけど、一切なかったのは逆に良かったのかも。裁判での「死んでしまえ」のセリフや、誘拐されてた4歳児との生活の困難がとても強く映ったかな。




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