難しいことはわかりませんが。

実は、主夫からアルバイトに成長しました。

そして、バトンは渡された / 瀬尾まいこ

2024年05月01日 09時57分54秒 | 
瀬尾まいこの作品を読むのは「あと少し、もう少し」以来2作目。
この「そして、バトンは渡された」も面白かった。
(あと少し、もう少しは内容を忘れてしまったが、これは忘れないでしょう)

比較的読むのが遅い私でも1.5日で読み終えるほど、他の事が手につかないくらい、先の気になる物語でした。
現在の高校生である優子、この優子に至るまでの小学生や中学生の優子、現在と過去の往復を丁寧に綴られている。
最後は森宮目線での文章も憎い。

高校野球で、先発(水戸秀平)があっという間に降板し、ワンポイントリリーフ(泉ヶ原茂雄)に、抑え(森宮壮介)が長いイニングを任された、バトンを渡すというよりこんな投手継投な感じに映った。

実はいつだったかテレビで映画が放送されてて、それを見たんだけど、10分くらいでやめてしまった。逆に映画を見ずに本を読んで良かったと思うくらい良い作品だった。
ただ、継母や継父にいじめられてる子供が読んだらどう思うか・・・そんなことも考えてしまった。


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