あまり面白くなかった。
本屋大賞ノミネートと言うことで、ハードルが上がってたのは否めない。
それに新聞の広告欄に12冠なんて書いてあるけど、小さい字でわかりにくいが大した冠ではない。
成瀬あかりという少女の青春の話しだが、
第2章で全く別の登場人物が出てきたときは、劇団ひとりやバカリズムの作品のように、何かひねりというか伏線なのかと思ったけど、そうでもなかった。最後までストレートな感じ。その辺は主人公のキャラと同じか。
内容が作品内に登場する女子高校生のお笑いコンビ「ゼゼカラ」の漫才のよう。深みがない。
逆に最近はこういうのが人気なのかと新しい発見。
もしかしたら本のタイトル勝ちのような気もする。確か養老孟司の「バカの壁」だったか・・・
失念したけど、タイトルのおかげでヒットしたと。
やはりそういうことってあるんだなと再認識した。「バカの壁」に比べ内容は・・・「バカの壁」を持ってきちゃいけないですね。
1ページ19行(1行41文字)
201ページ
税別1500円
比較的読むのが遅い私でも1日半で読み終えてしまった。
仮に1650円出し購入して読んだとしたら、
考えるだけで恐ろしい。
帯にコメント寄せてる作家さんの作品を読もうとは思えなくなった。