難しいことはわかりませんが。

実は、主夫からアルバイトに成長しました。

宮沢賢治の食卓

2024年05月03日 03時55分31秒 | ドラマ
出演:鈴木亮平、石橋杏奈、市川実日子、山崎育三郎、平田満
全5話

さーて、どうかな。
宮沢賢治の人となりは、ザッとだけど、なんとなくわかりました。
これだけでわかった気になるなとお𠮟りを受けるかもしれませんが、
このドラマで少しでも宮沢賢治という人物がわかればな、という程度というか期待というか、だったので目的は果たされました。
あまり好感の持てる人物ではなかったです。

私ら夫婦の共通した感想ですが、鈴木亮平じゃなかったら見れたもんじゃないなって感じです。
個人的感想としては、兄妹の愛が気持ち悪かった。
そして妹役の石橋杏奈の、強い口調で喋るときの、あの口の動きが昔から好きになれないんです。というのはNHKで放送中の「LIFE!」という内村光良のコント番組で彼女を何度も見ていたからです。

2017年WOWOW製作を、2024年にフジテレビの深夜放送で見ました。
もう見ることはないでしょう。


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舟を編む~私、辞書つくります~

2024年04月22日 18時09分42秒 | ドラマ
出演:池田エライザ、野田洋次郎、前田旺志郎、渡辺真起子、柴田恭兵、岩松了、向井理
全10話

初回の「なんて」の本来の意味・使い方について・・・このシーンに全てを持って行かれました。
私なんて、と謙虚さで使っていた言葉は、使う場面を間違うと相手を傷つけることになることを主人公が理解した瞬間、
私自身も恐ろしくなりました。
いままで言葉を間違いなく使っていただろうかと。

主人公の辞書作りへの責任、玄武書房辞書編集部への愛情が丁寧に描かれていたのと同時に、主人公の人間としての成長、恋愛や親子間の誤解の解消(ここでは方言という言葉の壁が出ていた)が好もしかった。
そして紙の媒体は売れないからと諦めるのではなく、電子書籍のおまけではなく特典としてセット販売する案など土壇場からの大逆転には感心させられた。

最終回でかぐや氏が夫への相談もなく京都へ単身赴任を決めたシーンは必要だったか?
どういう意図でこのシーンを入れたのか知りたい。

それにしても映画版は約1年前に観ていました。
全然覚えてなくって冷や汗ものです。あの映画にも岸辺みどりはいたのね!
私、語る資格ないです。



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救命病棟24時シーズン4

2024年04月07日 04時28分22秒 | ドラマ
出演:江口洋介、松嶋菜々子、ユースケ・サンタマリア、北乃きい、木村多江、板尾創路
全7話

確か江口洋介がバイクでGSから出る際に転倒し、骨折したので撮影が遅れて全7話になったと記憶しているがどうだったか。

トラブルの中、良くできた方だと思う。
医師不足や患者のたらい回し、医療ミスに医療訴訟など盛り込んである。
新たに赴任した医局長澤井(ユースケ・サンタマリア)と進藤(江口洋介)の救命に対する理念のぶつかり合いは、
どちらに対してもうなずけるものがあった。

かり出された眼科医に耳鼻科医の奮闘、将来は美容整形外科の家を継ぐ予定の研修医、
彼らが進藤から影響を受け成長してゆく様子が将来への希望を与える。

そういえば4話で進藤が認知症もいずれは治る病だと信じてる、とかなんとか言ってたけど・・・
それを聞いてなぜか気持ちが晴れやかになった。あの進藤先生が言うんだから。
確か4か月くらい前にエーザイから新薬が発売された。※詳しくはご自分で確認してほしい

そうだ、認知症もいつかは治る病だと信じたい。
ただ、その薬や治療法が発見されるまで認知症にならずにいられるかが勝負。


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不適切にもほどがある!

2024年04月05日 10時17分00秒 | ドラマ
脚本:宮藤官九郎
出演:阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊、古田新太、山本耕史

すっごい勢いでやってきて、去っていった感じ。宮藤官九郎の独壇場でしたね。
内容はいまさら書く必要もないくらい、翌日にはヤフーニュースのトップにあがっていた。
なので録画せず直接見るor録画を追っかけで見る、これが我が家の流れだった。

実は、令和の現在だと小川先生と1歳違いで、昭和だと向坂キヨシ、井上昌和や佐高強と1歳違い。
ケツバットとか普通に喰らってた世代なので時代背景には誰よりも楽しめた。
と言っても第2次ベビーブームだったのでそんな年の人間はわんさかいるでしょう。
どうも巷説によると、テレビドラマを見るのはおっさんかおばさんしかいないらしいので、そのあたりをあてこんだのか。

寛容が大切と最後は訴えてたけど、本当にそう思う。
今の世の中は窮屈でしかたがない。
小川先生は令和によく対応してる。進化と同時に生きてきた私なんかはもうついていけてない。
ついていく必要があるかどうかもわからない。
便利だけど使い方がわからない者には生き難くってむしろ怖い。
一歩遅れたらもう永遠においていかれるんじゃないかって。

とにかく面白かった。さすがTBS。
年末に一挙放送があればぜひ見たい。
この作品がきっかけかどうかはわからないが、
なんか最近、注釈を入れれば問題ないとかなり昔のドラマの再放送が目立つ。
TBSは山口百恵の「赤い迷路」、日テレは「あぶない刑事」なんかがBSの方だけど始まった。
良い傾向だと思う。




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ブギウギ

2024年04月02日 11時02分40秒 | ドラマ
出演:趣里、草彅剛、菊地凛子、伊原六花、水川あさみ、柳葉敏郎
全126話

NHK連続テレビ小説、通称朝ドラです。
私がこの朝ドラを見るのは「エール」以来です。

今作は面白かったです。
笠置シヅ子をモデルとしたフィクションで、服部良一や淡谷のり子も登場します。

やはり実話をもとにしたフィクションが一番面白いです。そしてドラマは役者ではなくストーリーなんだとつくづく実感しました。どんなに好きな女優が出てても話が面白くなければ付き合ってられません。例えば綾瀬はるかの「八重の桜」なんか。
今回はほとんど知らない趣里という女優でしたから純粋に脚本を楽しめました。
脚本でいうと愛子が出てきてからはいまいちになりましたね。愛子が笠置シヅ子をマミーなんて呼んだ日はズッコケました。
そして仕事先にも連れて行った愛子を、数年後のアメリカ行きでは置いていくんですから、なんだかなぁという感想です。
でもまあ、全体的に面白かったです。
流れてくる音楽も心震わされたり、楽しく元気をもらえたり。


少女時代、宝塚歌劇団に落ちて松竹に行くあたりは、ここ最近の宝塚のパワハラ問題を鑑みれば本当に良かった。



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