イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

スズメの大砲?オオアワガエリ

2014-02-23 07:23:51 | 日記

    一般的なイネ科と異なり花穂は細長い円柱状の面白い形をしている。一見大きなスズメノテッポウのような感じだ。穂の色も薄紫色をしていて個性的だ。さしずめスズメの大砲というところか。もともとは牧草として明治初期に北海道に導入されたのが始まりで現在も利用されているという。牧草名をチモシーという。開花期は5~8月であり、カモガヤに次いで花粉症の原因となる植物だ。でも、本州以南では開花期が梅雨期と重なる部分が多いのでそれほど気にする事もないという。


休耕地に群落を見つけた。(花巻市湯本、2013年6月7日)


少しズームアップ。(同上、2013年6月21日)


花穂に花が咲いた。(同上、2013年6月27日)


花穂をズームアップ。(同上)


触ると痛いオニノゲシ

2014-02-22 07:52:15 | 日記
ノゲシとオニノゲシは紛らわしい。同じような黄色い花が咲き、花が終わると白い冠毛のある綿毛をつくる。しかし、オニノゲシの方が少し大きく成長し、葉もギザギザが強く、トゲがあり触れると痛い。ノゲシと同じようにどこにでも生えてくる。


まだ背の低いロゼット状の葉に短い茎が立ち上がり既に花が咲いていた。(花巻市星が丘市街地、2013年5月18日)


もう少し成長したオニノゲシ。(花巻市下幅桜台小学校裏、2013年5月19日)


6月になったらもう綿毛になった。(花巻市湯本、2014年6月25日)


綿毛をズームアップ。(同上)


高松の池の人懐っこいオナガガモとオオハクチョウ

2014-02-21 07:01:59 | 日記
高松の池に行ってみたら、オオハクチョウとオナガガモがたくさんいた。人に慣れているらしく、オナガガモの方は餌をねだって近寄ってくる。ちょっと離れたところにいたオオハクチョウの群れを見にその場を離れて移動したが、それでもカモ達はチョコチョコ歩いてついてくる。ここら辺なら良いけれど、他の場所に行ったら気をつけろよオナガガモくん!鉄砲で撃たれて食べられちゃうぞ!
盛岡市松の池、(2014年2月11日)


オオハクチョウ:おいおい誰か来たぞ!オナガガモ君ちょっと見てこいよ。
オナガガモ:分かった。おい、あんた誰だい?



私:別に怪しいものじゃないよ。
オナガガモ:ちょっとあんた!何かおくれよ!


オナガガモ:もったいぶらないでさ。早くおくれよ!


オナガガモ:ちょっとちょっと!どこ行くんだい?
私:ちょっとあっちのオオハクチョウさんに会いに行きたいんだけど。



オナガガモ:そこ行く前に何かおくれよ!ちょっとあんた!


オオハクチョウ:また変なやつが来たね。餌くれるんなら良いけどさ。最近は鳥インフルエンザがどうのこうのでやんなっちゃうよ。
私:オオハクチョウ君!自分の食い扶持は自分で稼ぐのが基本だぜ!それを忘れるとシベリアで酷い目に遭うぞ。それからオナガガモ君!あんまり人におねだりすると危ないよ。ここなら良いけどシベリアに行ったら鉄砲で撃たれちゃうぞ!
オオハクチョウ君もオナガガモ君も気をつけてシベリアに帰るんだぞ。それと人にあまり近づくんじゃないぞ!



田んぼに群れるオオハクチョウ

2014-02-20 07:35:55 | 日記
北上川沿いの紫波町の田んぼにオオハクチョウが群れていた。雪を被った田んぼの中で何かを啄ばんでいる。10羽ほどの群れが上空を旋回して田に降り立ったところを撮影できた。


オオハクチョウが田んぼの中で何かを啄んでいる。(紫波町北上川付近、2014年2月11日)


10羽ほどの群れが飛来し田んぼの上を旋回。(同上)


高度を下げてきて


更に高度を下げて


オオハクチョウの群れは田んぼの中に降り立った。(同上)

総集編 甲子川の鳥達

2014-02-19 07:01:33 | 日記
    釜石の甲子川で見つけたカモはこれで、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、オナガガモ、ホオジロガモ、オシドリと今のところ、7種類にもなる。カモ以外にはオオハクチョウとオオバン、セグロカモメがいたので、水鳥としては10種類の水鳥が甲子川に棲息していた。この他にアオサギ、オオダイサギ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、それにお馴染みのスズメとカラスを加えて現在まで16種類の鳥達に出合った。以下はそれら鳥君達の再掲も含めた紹介である。

(1) 甲子川に居たカモ達

マガモ つがいをつくり、仲良く並んで泳いでいた。雄の緑色の頭がきれい。(釜石市甲子川、2013年2月14日)



カルガモ つがいなのだろうか?仲良く並んで泳いでいた。雄も雌も茶色で地味。(同上、2013年12月27日)



ヒドリガモ つがいで仲良く泳いでいる。雄の頭は赤茶色で鼻の上がクリーム色。(同上、2013年12月27日)



キンクロハジロ 雄は金色目玉で体が黒く、お腹が白い。また、頭に冠羽根がある。潜水が得意。(同上、2014年1月28日)



オナガガモ 雄のしっぽが長い。胸が白く首から頭にかけて白い帯がある。逆立ちして首を水に突っ込み餌を摂る。(同上、2014年1月13日)



ホオジロガモ 雄のお腹と胸にかけて白く、ほっぺたに白い斑紋がある。(同上河口付近、2014年2月14日)



オシドリ 撮った写真はこの1枚だけ。(釜石市甲子川、2013年10月18日)



(2) 甲子川に居たカモ以外の水鳥

オオハクチョウ(釜石市甲子川、2014年1月28日)



オオバン 体が黒く、鼻の頭が白い。(同上)



セグロカモメ サケの死骸を啄んでいた。(同上、2014年1月28日)




(3) 甲子川に暮らす水鳥以外の鳥達

アオサギ 河原にじっとたたずんでいた。(釜石市甲子川、11月4日)


オオダイサギ サギの中では1番大きい。冬鳥。(同上、2014年1月28日)


ハクセキレイ 目を横切る黒い線が特徴。(同上、2014年1月28日)


セグロセキレイ 頭、胸、背中が黒く、目の上に白い帯が入り額が白い。(同上、2014年2月14日)


スズメ ススキの茎の間に群れていた。(同上、2014年1月28日)


カラス ハシブトガラス。サケの死骸を食べていた。(同上)