イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

イザナギとイザナミに何を教えたんだセキレイさん?

2014-02-05 08:57:59 | 日記

セキレイは比較的どこでも見かける鳥だ。飛び方に特徴があり、放物線を書くような軌跡でヒョイヒョイ飛ぶ。また、シッポが長く頻繁にシッポを上げ下げする動作が特徴でもある。このような動作から古代の人はある事を連想した。そしてセキレイはうぶなイザナギノミコトとイザナミノミコトにそのことを教えた鳥として日本書紀に記されているという。何を教えたのかは読者諸兄が各自調査して頂きたい。しかし、もしそれが本当ならセキレイがいなければ、我々日本人は存在しなかった事になるほど重要な事だ。くれぐれも今後セキレイさんに失礼が無いように気をつける必要がある。
 さて、セキレイとは種の名ではなくいくつもの種が含まれるグループ名である。日本で普通に見られるのはセキレイ族のセグロセキレイ(固有種)、ハクセキレイ、キセキレイの3種だという。いずれも水辺を好むが、水辺が近くにあれば畑や市街地でも良く見られる。朕は昨年から今年にかけてセキレイに何回か出合ったが、セグロセキレイには1回だけ出会い、他は全てハクセキレイだった。


近所の公園で見つけたハクセキレイ。顔が白く、目を通る黒い線が特徴。(花巻市星が丘、せせらぎ公園、2013年5月30日)


河原で見つけたハクセキレイ。お腹は白く、前掛けをしたように黒い部分がある。(釜石市甲子川五の橋下流、2014年1月28日)


同上、大急ぎで原っぱから河原へ移動中のハクセキレイ。(同上)


川の堤防で考え込むハクセキレイ。(同上)


河原で何か食べてるセグロセキレイ。顔が黒く、目の上に白い線がある。(同上)