イーハトーブ国王の巡回

国王自ら王国内の野草や動物などの健全性を調べた記録である。度々記録に出てくるテニスは王国の国技であることを申し添える。

しぶとく生きるオニヤンマ

2014-02-08 07:46:33 | 日記
7月末田んぼの畦道を散歩していたら、用水路脇の葉っぱにオニヤンマがぶら下がっているのを見つけた。オニヤンマは普通すごいスピードで動き回るので写真に撮るのが難しいが、何故かじっとぶら下がったままだ。死にかけてるのかなとその時は思ったが、あとで写真を良く見たら羽根の先が少し折れ曲がっている。死にかけているのではなく羽化した直後だったのだ。複眼の色は輝くグリーンではなく、黒っぽい色をしている。羽化したばかりの特徴だと思う。オニヤンマは他のヤンマ族の様に広い池や湖ではなく、小川や林の中の流水に棲息するのだという。体が大きな割にはこんな小さな用水路でも繁殖するしぶといやつなんだ。でも、用水路がコンクリートで固められてくると、オニヤンマも苦しくなるだろうな。


用水路脇の草の葉っぱにじっとぶら下がっていた。(花巻市笹間、2013年7月28日)