人の役に立つことをしたほうがよい、と思う。
50代後半以降の方々のキャリアサポートをしているが、
「自分の経験、知識を誰かのために役立てたい」
とおっしゃる方が多い。
そこには必要とされる自分に喜びを感じるということもあるが、
どちらかと言うと純粋に「役に立ちたい」との思いが強い。
私も、歳を重ね経験と積む過程で、人のお役に立つ(と思える)領域が少しずつ大きくなってきたと感じる。
必ずしも、人の役に立つことをしなければならないかというとそんなことはないが、
ビジネス(仕事)は、誰かの役に立っているから成立しているのであって、
それが直接的なのか間接的なのかの違いだけである。
そう考えれば、
「真にやりたいことが見つからない」という場合は、
誰かの役に立つことをしようと思って取り組んでみる。
そうすることで、ちょっとでも喜びを感じることが出来たら
仕事を通じて自分は何を得たいのだろうか、
ということが見えてくるかもしれない。
自分の中にある「個性」を活かし、役に立つことをしていたら、
いつかは何かが自分に返ってくる、
それを感じることが出来たら幸せである(と思う)。
役に立つとは、大そうなものである必要はない、
自分でできることをやっていけばいい。
1013