十六夜の SORA から 夢が降ってくる

いつも全快で 愛と笑い 届けます
 ☆You'll never walk alone☆
~ RYO,IWAI ~

悠久のSORAへ

2013-04-11 00:47:39 | SORAからの贈り物☆日記☆

今日は 早い時間からたまちゃんに逢いに行けた

お通夜・・・って言う響きから 夜のイメージ

でもSORAも高く 青く綺麗な時間に向かったんだ

向かう途中 雲が厚くなって雨が降り出しそうになった

ぽつん ぽつん

それは たまちゃんの家に近づいた時だった

本当に 雨粒は二粒だけ降ってきた

これが涙雨って言うのかなぁ

ふと見上げたSORAは もう一度青く輝いていた

通夜の席 私にはとてつもなく苦手な時間が来る

学生時代 右大腿骨(太ももだね)の骨を 複雑骨折した

それが原因で 右足が左足より4cm短い

障碍者手帳を最初に貰った要因だ

お坊さんがお経をあげている時 私はたまちゃんとゆっくり話したかった

ところが 障害のせいで正座が出来る限界は 過去10分

恐らく 50分続いたお経の間 私は足の痛みと戦っていた

たまちゃんの脚の痛みに比べたら こんなもんどうって事はない

そう心に何度も言い聞かせて お経が終わるまで頑張った

当然お経が終わった時 見るも無残な光景(はたから見たら笑えるかもね)だったね

それでも 沢山たまちゃんに話しかけたし 遺影の写真のたまちゃんをずっと見ていた50分だった



その後に お坊さんの説法があった

お経をあげている時から 綺麗な声をしているなぁって思っていたけど

振り返ったお坊さんは 私より10歳近く若く綺麗な顔に見えた

説法の中身を要約すると・・・

“亡くなる事 即ち明日は我が身 だからこそ今を一生懸命生きる”

“皆沢山の辛い事を抱えて 今を生きているのだから”

“故人んが身を以て見せてくれた ありがたい教えを知ろう”

最後にお坊さんは お経をあげる理由は“ありがとう”と感謝を伝える為と言った

通夜に来られた殆どの人が その後の食事の席に着き

皆の声はいつの間にか賑やかに 笑顔が溢れる時間になった

“相変わらず 皆騒がしいんだから”

たまちゃんの嘆く そしてそっと笑う顔が浮かんだ

きっとこれが一番 たまちゃんを送る皆の姿なんだって思った

悠久のSORA・・・いつまでもずっと続く 果てしないSORAに

明日は笑顔のたまちゃんが ゆっくりと昇って行く

最後まで 最後まで 私も笑顔で見送ろう