9/12 FC東京対浦和レッズ at 味の素スタジアム

　　　　

　今更重要あるかわかんないんですけど書きます。観客は約29000人とまさかの30000人割れ。味スタでのFC東京対レッズ戦で観客動員が30000人切ったのは調べてみると2001年以来と9年ぶりの出来事でした。まぁ考えてみると10位のクラブと13位のクラブの試合でそんなにお客さんも入らないですよね。40000人越えした去年はFC東京がナビスコカップ優勝した直後の試合でしたからね。強くならないと観客は増えないと言う事です。

　さて試合内容は前半から攻めるレッズ、守ってカウンターのFC東京という構図で進みましたがまぁ両クラブ共にミスが多かったですね。パスミス、連係ミスが目立ちました。前節のアントラーズ戦に比べると緊張感に欠ける試合内容だったのが残念でした。そんな中でレッズ贔屓に言わせてもらうとレッズの方が縦にパスを入れる回数が多かった気がします。柏木も試合後のインタビューで縦にパスを入れる事を意識したと話してしましたね。確かに縦にパス入れていかないとゴールは奪えませんからね。多少リスクを冒してでも前への意識を高めていく姿勢は良い事だと思います。後はその精度をいかに高めていくかですね。

　この試合唯一のゴールとなったポンテのPKは柏木→エジミウソン→原口とつないで原口の突破から相手のファールを誘って得たものでした。欲を言えば原口に決めてもらいたかったですがゴールにつながったので良しとしましょう。原口はゴール直後にもドリブル突破から惜しいミドルシュートを放ってました。前半はドリブルで仕掛けるチャンスでパスを選択して場面があったり不用意なパスミスをした場面もありましたがゴールにつながるプレーを見せてくれたのは評価していいと思います。ウイングのポジションは達也、宇賀神、エスクデロと主力選手が故障離脱中なだけにまたチャンスを貰えると思いますので次は是非ゴールを決めてもらいたいです。もう一人ウイングに抜擢された高橋は攻撃面より守備面で目立ってた気がします。90分間よく走っていました。途中交代した原口と違って彼はフル出場した事を考えると貢献度で言えば原口にも劣っていなかったと思います。次回は是非攻撃面でアピールして貰いたいです。

　他に目立った選手はスピラノビッチと山岸ですかね。90分間ほぼノーミスでプレーしていました。故障で出遅れた時は戦力になるのかと思ってましたが今や欠かせない戦力となりましたね。193cmという高さと暢久、坪井どちらと組んでも安定したプレーが出来る安定感は素晴らしいです。闘莉王の穴はスピラノビッチで埋まったと言ってもいいかもしれません。山岸は安定したプレーとビックセーブが一つありました。頼りになる男です。

　代表帰りの細貝は守備面では貢献していましたが攻撃面では前半ゴール前に飛び出して打ったシュート以外は目立ったプレーはありませんでした。キャプテンマークを巻いたり試合終了後のインタビューに選ばれたりと今やレッズの中心選手と言う立場になりつつありますから攻守で圧倒的な存在感を見せるプレーをしてもらいたいです。ただ柏木と組むダブルボランチは攻守によく動いていて良いコンビだなと思いました。どんどん連携を深めていってもらいたいです。

　逆に心配なのがエジミウソンです。この試合も原口へのパス以外目立ったプレーはありませんでした。疲れがたまってるんですかね。高原を放出してしまいましたのでエジミウソンの代わりはJ1での試合経験の少ない高崎しかいません。大学の先輩なので期待したいですがまだエジミウソンの代役は務まらないと思います。エジミウソンには早く復活してもらいたいですね。

　勝利はしましたが相手はこの試合含めて過去の対戦で15試合負け無し且つ調子が絶不調なFC東京だったという事を忘れてはいけません。しかも前半から2人も故障者が出て更には選手交代枠を使った後にも故障者が出ていましたからね。シュートがバーとポストに1本ずつあたる等この試合は相手と運に恵まれた感も否めません。ただ勝利をした事は重要ですのでこの勢いで次節の強敵エスパルス相手にも勝利してもらいたいですね。俺も行く予定です。5カ月ぶりの埼玉スタジアムでの勝利を期待してます。