3/14 浦和レッズVSモンテディオ山形 at 埼玉スタジアム2002

　山岸を中心とした堅い守りを崩せず引き分けに終わりかねない状況を救ったのはキャプテンの阿部でした。今節に限らず恐らく今年のベストゴール候補に入る事間違い無しのスーパーミドルが決まり1-0で勝利し、リーグ戦連勝を飾りました。J2上がりの2クラブからの連勝と揶揄されそうですが2ステージ制という状況の中で下位クラブ相手に連勝を飾れた点は評価出来ると思います。








　阿部のミドルに救われましたが攻撃陣の出来はイマイチ。興梠のポストプレーがハマらずそこで何度もボールを失ってしまいました。前節の怪我の影響かACLを見据えたのかわかりませんが珍しく後半の早い時間帯にベンチに下がりました。興梠交代後は石原を1トップに武藤と高木をシャドーに据える形になりいくらかチャンスは作れるようになりましたが今日は武藤がブレーキ。柏木のスルーパスに抜け出した場面はボールを持ち過ぎてシュートが打てず石原のパスを受けて放ったシュートはポストとチャンスを活かしきれませんでした。

　そして久々にサイドで出場した梅崎も相手の22番に圧倒されてチャンスを作れず。シャドーの層が厚いだけにサイドで結果を残さないと今後出番は限られてきそうですね。個人的に期待してる関根と高木も引き気味且つフィジカル勝負の相手だと輝きを放てず。と言っても高木は先制ゴールに繋がる飛び出しも見せてくれたのは良かったです。とは言えFKは枠に入れてほしかったですね。


　攻撃陣がパッとしない中比較的良かったのは柏木ですかね。先制点の起点となるスルーパスも見事でしたしここ最近不発だったセットプレーで久々に何度かチャンスを作れてました。なんだかんだで柏木の良し悪しこのクラブの調子は左右しますのでここからどんどん調子を上げて貰いたいです。




　攻撃陣は苦しんだ訳ですが守備陣は那須を中心に守り切りチャンスらしいチャンスは作らせませんでした。西川が焦る場面はディエゴのミドル位でしたかね。相手の差はあれど崖っぷち状態のACL前に完封で試合を終わらせられたのは大きいと思います。

　何だかんだでリーグ戦連勝スタートは気分良いですね。個人的には勝利を観るのは去年11月のマリノス戦、埼スタでの勝利だと去年8月の大宮とのさいたまダービー以来とかなり久々でした。そもそもゴールを観るのもマリノス戦の関根のゴール以来でしたからね。久々の勝利とゴールでしたがそのゴールが年に1回あるかないかのスーパーゴールだったので観れて良かったです。連勝の勢いでACLも勝利してGL突破の望みを繋いで貰いたいです。

　今年は恐らく去年、一昨年程観に行く事は無いと思いますが今年も微力ながら浦和レッズを応援していこうと思います。