10年ほど前から流行し始めた「田舎暮らし」。都会の喧騒を離れ、出来るだけ文明から離れて暮らしたい・・・。仕事や人間関係に疲れた時、人は田舎を求めるのかも知れません。心の原風景の中にそれぞれの田舎、故郷があるのでしょう。故郷に帰って暮らしたい。本当の故郷があった人も、無かった人も。
でも、本当の自然の中で暮らすのは命にかかわるぐらい厳しいし、田舎で暮らす不自由さや、かつての貧しさを身にしみて感じている人や、世代からみたら、趣味の田舎暮らしなんて、贅沢中の贅沢なのかも。だって、生産しなくても田舎で暮らせるだけの財力があるってことですからね。
な~んて、豊かな田舎暮らしも、オシャレな都会暮らしも出来ないオヤジのやっかみでした(笑)。
私たちが今暮らしている八王子の郊外は、かつては農村でした。元々農家だった広い敷地のお家や、防風林。燃料や炭焼き、堆肥を生産するための雑木林(里山)、生活用具を作るため欅なども巨木となって残っています。しかしご多分にもれずベッドタウンとして都市化が進み、農地と住宅地が混在する、日本のどこでも見られる郊外の風景になっています。
つまり、ここはプチ田舎なのです。そこそこ便利で、田舎の雰囲気もたくさん残っていて、ちょっと車で行けばばっちり自然の中。なかなか良いところです。川も流れているし、最高です!決して負け惜しみじゃありません!!!
八王子は酪農も盛んだったようで、私が暮らしている周辺でも乳牛の飼育が活発だった時代があるようです。近くには「収乳所」と書かれた小屋も残っていました。現在では近所で一軒だけ乳牛の飼育をしているところがあります。草を食む、のどかな牧場の風景はありませんが、牛舎に数頭の牛がいて、搾乳している様子。周囲は住宅と畑に囲まれ、裏手は土手になっていて、その上はバス通りという環境。バス通りを歩いていると、誰も下に牛舎があるなんて思えませんが、家畜の臭いが遠くまでただよい、あれれ?と感じる人は多いはず。
私たちは昔からワンズの散歩で時々お邪魔しています。
牛舎に続く道
入り口近くには、馬もいます。
牛さんがいました。お休み中のようです。
ちょっと前に福島に取り残された、悲惨な牛の画像を見たので、なんとなくこみ上げてくるものがあります。
牛がこちらを見ています。ちょっと警戒しているのかも。我が家のワンコ達は牛や馬を見ても、驚いたり吠えたりしないのですが、それでも犬が近付いたら、牛も緊張するでしょう。ご迷惑になるといけないので、あまり近づくことはしません。この画像もズームで撮影したのでかなりピンボケです。
プチ田舎暮らし、これからも時々ご紹介しようと思います。
■被災犬情報(我が家でお預かりしています)。
【仮称】希(まれ)
【保護場所】福島県双葉郡川内村内
【保護日】4月10日
【被害・経緯】原発による避難により放浪
【装飾品】首輪:青い布製、
裏地はビニールレザーで黒。
【犬種・毛色・体系】雑種:薄茶・長毛で中型
【性別・年齢】オス・推定12才前後
【性格】人懐こく元気。
特徴:目は白内障、耳も聞こえにくい
【届出先】相双保健所
【預かり場所】東京都八王子市
【預かり日記】 http://blog.goo.ne.jp/ruthnoahchack
【問い合わせ先】 touhokuwannyan@yahoo.co.jp
★お淑やかな美犬「いこい」を家族に迎えたいと思われる方は
ちばわん いぬ親さん募集ページ
【愛称】 いこい
【犬種】 柴系MIX
【性別】 メス(不妊手術済)
【年齢】 5~6歳
【毛色】 茶色
【体重】 12.9kg(ほぼ適正)
【状態】 8種混合ワクチン済・駆虫済・ノミダニ駆除済・フィラリア(+)
【人馴】 問題なし。
【保護場所】 東京都八王子市