またしても久しぶり、2カ月ぶりのアップになってしまいました。このコーナー。
こやぶが歌を歌を歌ってるなんて知らなかったですね。これはあの「泣け歌」で紹介されたものです。そう吉本新喜劇のあの小藪、前回の「すべらない話でMVS?を獲ったあの小藪です。
自分の親が亡くなった時のことを思い出して、恥ずかしながら、聴きながら涙が出てきそうで困りました。
走っていると、そして今日のように暑い日には尚のこと、大量の汗を書き、疲れで、目も血走ってきたりして、泣いてようがどうだろうが、すれ違う人に気づかれることはないでしょう。その点は好都合でした。
この歌の主人公は「おかん」で、わが母とは全く違うキャラですが、「おかんの大好きだったプリンを最後に食べさせてやりたかった。もっと早く買いに行けばよかった」という心情は、似たようなことを考えたことのある人間としてググッと心に突き刺さります。別にプリンてわけじゃないんです。死ぬ時の母親の心情はどうだったんだろうというようなことが思い浮かんできてしまいました。ひたすら悲しみが募る。生きているということはつらいしきついよね、もっと楽しいことがあっただろうに。せめて好きなものの一つでも最後にもう一度食べさせたやりたかった--親を失った子は誰もがそう思うんでしょう。
ランに合うかどうか難しいところですが、疲れているとき、走ることにポジティブになれない時、この歌を聴きながら走ったら、つらいもきついも忘れて走れると思います。
「誰も知らない泣ける歌 オフィシャル・コンピレーションアルバム」(2009)収録です。
プリン/こやぶかずとよ
こやぶかずとよ「プリン」(original negiyaki version)






プリン/こやぶかずとよ
こやぶかずとよ「プリン」(original negiyaki version)