
レッチリはこれで7曲目。ワインにチーズ、ランにレッチリ。

歌詞がイマイチよく理解できてないけれど、彼らの歌の歌詞はよくわからないことの方が多いし、そこがまたレッチリらしい。アメリカ人ならきちんとわかるのかどうか、それもわからないが、曲は確かにはっきりとしたメッセージを伝えてくる。ただし、またしてもそれが正しいのかどうか自信が持てない。実は曲から感じ取ったメッセージとは真逆の意味を歌詞に込めてりゃしないかという一抹の疑いを持つ。

この曲から伝わるのは、悪く言えばいい加減、よく言えば力の抜けた「生きてるだけでもうけもの」的なお気楽さ。

あまりレッチリっぽくない、一見カントリーっぽくもあるメロディ。ジプシーキングスをソフトにしたような。

なんだかあまりにもぎすぎすとやりすぎたときに、「ちょっとさ、力抜いてひといきついたらどうよ」と促してくれるような音楽。マラソンでもちょっとそういう瞬間もある。

2002年発表のアルバム「By The Way」収録です。