感想!

主として社会情勢に対する感想。

政治が世の中を悪くする!

2010-03-26 17:09:16 | Weblog
先日、こんなテレビをみた。局は忘れた。
映像は、生まれてさほど経っていない暴れる猿の子どもに注射などをしていた。
なんの注射であったかも思い出せない。とにかく、
短時間に処置しないと母親が子どもを受け入れなくなるといって忙しく処置が施されていた。

正論4月号をめくっていたら「乳幼児外注保育は危ない」(エドワーズ博美)の記事が目に飛び込んできた。
そのとき、さきのテレビとこの記事が妙にわたしの中で重なった。
記事は実証的で説得力のある内容だった。なるほどと思った。
わたくしなりに読んだところでは、
「格別、終日の外注保育は親子の信頼関係を大きく損なう」「EQ(感情知能)、新生児が生来もっている相手を思いやる能力は母親がそばにいてこそ育つもの」「EQは、それを育てることをしなければ消滅する」
「3歳までが大事」
「外注保育が子どもの問題行動を引き起こすひとつの要因になっているのは確かなこと」
「子どもにとって大切なのは保育所でもなければお金でもない。子ども、特に乳幼児にとっては、
いつもそばにいてたくさんの愛情を注いでくれる母親の存在が必要である」
「保育所・保育園は母親の役割を果たせない」
そんな内容であった。

わたしは以前に「政治は家庭のなかにまで立ち入るべきでない」とブログに書いた。
それをここでも言いたい。
政府は「子ども手当て」が家計を助け少子化対策にもなり、また、外注保育可能な所を整備することで女性の労働力も得られる。これはまさに一石二鳥にも三鳥にもなる政策だと自画自賛しているとしたら、
とんでもない間違いであことを知らなけ
ればならない。
上述のように、そうして育てられた子どもは健全な社会の構成員にはなりにくいのである。

いまの政権政党・主として民主党は、党利党略のみに走り国家の行く末には無頓着なように思えてならない。
また、その上私利私欲のために脱税も平気でする政治家を、そしてかれらの政治をとてもではないが信頼も信用もできるものではない。

「子ども手当て」のようなものに税金を使わず、その分だけでも減税したらどうか。
その方がよっぽど善政といえるのではないか。

また、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の政治はしないでもらいたいものだ。
友愛の風で東アジア共同体ができれば、アメリカとの絆が少々緩んでもすべてがうまく運ぶ筈と鳩山総理は本気で考えているのではなかろうか。どうも幻想・妄想のなかで現実味のない言葉遊びのみに耽っているとしか思えない。これまで「東アジア共同体構想」に中国は何の興味も示していない。これからもこれに鳩山総理が拘るなら中国は日本政府からいろんな譲歩を引き出し「得するのは中国」「損するのは日本」。それは火を見るよりは明らかであろう。