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アメリカ留学、RN免許取得、アメリカ移民ビザ取得、アメリカでの手続き、アメリカでのナースの仕事等についてのブログ

NCLEXの勉強。

2010-08-29 | NCLEX & CGFNSのはなし
しつこいようですが、またまたNCLEXのことを書きます。

なぜなら、私自身が受験直前まで他のNCLEX経験者のブログやお話を聞いて大変参考にさせていただいていたからです。もしもこれからNCLEXを目指す方がいたら、このブログを読んで少しでも参考になっていただければと思い、私の勉強方法を書きます。

使用した教材:

Saunders Q&A Review for the NCLEX-RN 4th edition
基礎はカプランのNCLEXコースを渡米前に日本で受けていたので、多くの受験者が使うSanders Comprehensiveという方は購入しませんでした。
このQ&Aは問題数がCD-ROMと合わせると5000問くらいあって、どれも解説が丁寧なので、いくら基礎をやっていたとはいえ、覚えていないこと、知らないことが多かったため、助かりました。本(約1800問)×2回とCD-ROMは1500問ほど解きました。
CD-ROMの方は、分野別に問題を選ぶことができたり、Alternative questions(選択問題以外の問題)も含まれているので、いい練習になりました。

Kaplan Q-bank
こちらはオンラインのもので、3ヶ月間いつでもできます。1セッションが50問ずつになっていて、間違った問題だけを解くこともできるし、サンダースのように分野別に選んで問題を作ることもできます。また、毎回グラフで分野ごとの正解率や一問にかかった時間を示してくれます。
全1200問ほどありますが、繰り返し解いたので累計2200問くらい解いたことになります。

基本的にはサンダースとカプランを並行して2カ月半やりました。初めのうちは、Q-bankの正解率が40~50%台で相当凹んでおりましたが、その都度間違えた問題をノートに書き写してしっかり見直しをしました。カプランの問題は本番の問題に似ていますが、解説が詳しくありません。なので、基本を問う問題も含まれており、且つ、解説が詳しいサンダースと並行して勉強することで、Q-bankの正解率も受験直前には60-70%に持っていくことができました。(繰り返し解いていて答えを覚えている問題も多くありましたが。。。)

しっかり見直しをしようとすると、意外に時間がかかるので、初めのうちは一日50問くらいが限界でした。徐々に問題に慣れて、知識も身についてくると、一日150問(サンダース100問、カプラン50問)へと増やし、サンダース2周目になったときはサンダース200問、カプラン50問と一日250問解いていました。

薬はカプランのフラッシュカードを使いました。自分でフラッシュカードを作っても良かったのですが、時間がなかったので、こちらを購入。300種類の薬が含まれているので、一日10枚ずつ持ち歩き、バスに揺られながらみてました(で、車酔いしてました)。それを2周やったのですが、2周目の時には問題集の勉強もかなり進んでおり、頻出の薬は結構覚えてきていたので、2周目は一日20枚見るようにしていました。

薬は本当に覚えにくいので、とにかくたくさん「目にする」こと、問題をたくさん解いて「見慣れる」こと、語尾などから何の薬か見分ける(guessする)こと(例えば語尾に"lol"とつくのはbeta blocker、のように。)。
この方法、意外と侮れなくて、本番で使えました。見たことない薬名が出てきたのですが、名前と問題の内容から何の薬か(何を問われているのか)をguessできたんです。(←その勘が当たっていたかは不明ですが…。)

それと、ビジュアル派の私としては、Youtubeをかなり活用しました。アメリカで看護教育を受けていないので、看護技術などは微妙にやり方が違っていたり、もちろん忘れていることもたくさんあり、アメリカの看護学校で教えている技術を学ぶために、Youtubeで検索して勉強していました。例えばwound irrigation は日本では医師が行うし、それがどんな処置であるかは知っていても、NCLEXで問われると、私は自信がなかったんですね。なので、Youtubeでの実技ビデオはとても参考になりました。

あとは、画像。例えば皮膚疾患の種類なんかは、英語で表現されていても全く持ってイメージがつかなかったので、グーグルで検索して、画像をみて納得。整形外科で使用する創外固定の種類も色々あって分かりにくかったので、これも画像で確認。

インターネットってすごいですよね。

というわけで、私のNCLEX勉強歴をまとめると。。。
2008年 カプランで勉強開始(一年間仕事をしながら基礎をこなす)
2009年 渡米後学校が忙しく、一時勉強中断。
2010年6月初旬 本腰をいれて、サンダース&カプランを並行して勉強
2010年8月24日 受験

多くの方が言っていて私も同意しているのが、とにかくたくさん問題をこなすこと、同じ問題を正解するまで何度も解くこと、が大事だと思います。

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