台湾の情報ならお任せ RTIブログ

台湾の情報満載!RTIのホームページでは見られない情報をご紹介。

高津臣吾投手、セーブ単独トップで一時帰国

2010年06月19日 06時24分47秒 | スポーツ

(台湾プロ野球で健在ぶりを見せ付けた高津投手。日本一時帰国でリフレッシュ、後期のさらなる活躍に期待。写真は12日の優勝を決めた一戦で7回、出番に備えてブルペンでウォーミングアップを始める高津投手。テレビより)

元日本プロ野球のセーブ王で、米大リーグ、韓国プロ野球でも実績を持つ高津臣吾投手(今シーズン、台湾プロ野球の興農ブルズに加入)がその実力を遺憾なく発揮し、ブルズの前期優勝に貢献したことは以前にも紹介した。その高津投手、その後、前期の残り試合でも着実に役目を果たし、17日には15個目のセーブをあげた。
13個目のセーブを記録した、優勝を決めた一戦の後の足跡はと言うと、16日のライオンズ戦、3対2と1点リードの9回表に登板、三者凡退2三振と完璧なピッチング。この14セーブ目で、セーブ数で並んでいた統一セブンイレブンライオンズの林岳平・投手を抜いて単独トップに。
17日にも同じくライオンズ戦で4対1とリードした9回表に登板、この日は2本のヒットを打たれるも無得点に抑えて任務を全うした。元北海道日本ハムファイターズの正田樹投手が先発して7回を1失点に抑えており、二人の日本人投手が前と後ろを締めたことに。正田投手もこれでハーラーダービートップに並ぶ7勝目と好調、高津投手にいたっては5月28日から6連続救援成功、4月13日から17回2/3イニング無四球でその精密機械のようなコントロールが冴え渡っている。高津投手は1勝1敗15セーブで防御率は2.661。

(後期もこの勇姿でセーブ王を!台湾プロ野球で最優秀救援投手となった日本人はまだいない。写真はテレビより)

(ピンボケで失礼。でもダイナミックな動作が分かる。テレビより)

報道によると高津投手は一週間日本に帰国、月末の後期スタートに合わせてチームに合流する。前期優勝が決まって台湾シリーズ出場が確定したからか。報道では「プライベートな理由で」とされており、ご家族との再会など前向きな理由であればいいと思う。
台湾でのセーブ王は、これまでに多くの栄誉を得てきた高津選手にとってそれほど重要ではないかもしれない。しかし、自身のブログで、前期優勝を決めた試合について、「(胴上げ投手になれて)本当にいい想いをさせてもらった。野球、辞めなくてよかったと思った」と書いた高津投手は、台湾でセーブ王を獲得できたならやはり喜んでくれると思う。実現すれば2003年(日本プロ野球)以来の最優秀救援投手のタイトル。日米韓台で投げ、41歳になってタイトルを獲るピッチャーなど金輪際出ないだろう。

(「高津臣吾 22」、ヤクルト時代からおなじみの背番号が台湾で再び輝いている!テレビより)

疲労はたまる。暑くなる。台湾のバッターだって後期は高津投手をより研究してくるだろうし、包囲網は厳しくなる。しかし高津投手も前期を終えて、台湾のバッターに対する理解を深めただろう。高津投手にはコンディションを維持して、ぜひタイトル獲得を目指してほしい。その野球に対する情熱を台湾の選手たち、そして野球ファンの目に焼き付けてほしいのだ。(U)

※ 高津臣吾投手のブログ
    http://takatsu.laff.jp/

※ 高津投手に関する記事はこちらもどうぞ
    ttp://blog.goo.ne.jp/rtijapaneseblog/e/9724e96fbec181e784d6c2b614040804

    http://blog.goo.ne.jp/rtijapaneseblog/e/f2a6322002ae1f4797653437dd11d9b0



最新の画像もっと見る

コメントを投稿