演説後、聴衆に手を振るオバマ米大統領(17日、米ノースカロライナ州アシュビル空港で)=中島健太郎撮影
【ミラーズクリーク(米ノースカロライナ州)=中島健太郎】オバマ米大統領は17日、来年の再選に向けたバスによる地方遊説をスタートした。
19日までの3日間、民主党と野党共和党の勢力が伯仲し、再選のカギを握る重要州のノースカロライナ、バージニア両州の小都市を回る。
バス遊説は、オバマ政権が打ち出した総額4470億ドルの新たな景気・雇用対策「米国雇用創出法案」のアピールが目的。大統領は17日、ノースカロライナ州内の演説で「皆さんがどうしているか話を聞きたい」と呼びかけ、「ワシントンには話を聞かない人ばかりだ」と法案に反対する野党共和党への皮肉も込めた。
失業率の高止まりで、オバマ大統領の支持率は下落している。ギャラップ社の最新調査では不支持が50%で、支持の42%を上回っている。
(2011年10月18日18時01分
読売新聞)
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