日銀が前回の9月に続き追加緩和を見送った背景には、今の金融政策に景気を下支えできるだけの余地がほとんどないという現実がある。
1年前、日銀はゼロ金利政策の復活など思い切った金融緩和に踏み切ったが、その後も日本経済は低空飛行を続けた。
そんな中で欧州債務問題が深刻な金融不安に発展し始めた。
日銀は追加緩和という数少ない「カード」を温存し、世界経済が泥沼に落ち込む最悪の事態に備えざるを得なくなっている。
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