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「強制ない」「威迫」…石川議員の聴取録音再生

2011-10-15 08:23:04 | 日記

 小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記入)に問われた小沢被告の第2回公判は14日午後も東京地裁で続き、同会元事務担当者・石川知裕衆院議員(38)(1審で有罪、控訴)が保釈後の再聴取を隠しどりした録音記録の一部が再生された。
 「供述が強制された様子はない」「威迫や利益誘導を用いた違法な取り調べだ」。小沢被告の共謀立証のカギを握る録音記録の評価を巡り、検察官役の指定弁護士と被告側弁護団は真っ向からぶつかり合った。
 法廷で再生されたのは、石川被告が昨年5月17日に受けた東京地検特捜部による再聴取でのやり取り。石川被告は佐藤優・外務省元主任分析官(51)から「身を守ることになる」と勧められ、聴取の際、ICレコーダーをかばんに忍ばせたという。5時間超の内容のうち、指定弁護士は、弁護側から要請された場面も含め、約25分間分を再生した。
 「私も、報告や了承をしてませんでした、なんてことは言わないんで」
 石川被告が2004年分の政治資金収支報告書に、土地代金に充てた小沢被告の現金4億円を記載しない方針について、小沢被告の了承を得たことを改めて認めた場面が流れた。だが、小沢被告は表情を変えない。
 続いて行われた録音内容の説明では、指定弁護士の山本健一弁護士(47)が、石川被告が自らの起訴事実を認めているとも受け取れる部分などを読み上げた。
 「やっぱり有罪は覚悟しています」「(土地取得の)時期をずらすのが最大の目的で、小沢先生から借りた4億円を隠蔽するのが第一じゃないわけですよ」
 山本弁護士は「ざっくばらんに供述している。自らに不利益なことも認めている」と、供述の任意性に問題はないと強調した。
 その後、指定弁護士が、弁護側から要請があった部分を朗読した。「また逮捕されるのではないかと、おびえながら生きてますよ」と話す石川被告に、検事が「組織として本気になった時に、全くできないかっていうと、そうでもない」と答えていた。
 主任弁護人の弘中惇一郎弁護士(65)は閉廷後の記者会見で、「検事は再逮捕の可能性も示唆しており、恐怖心をあおる威迫と利益誘導は明らか。友好的な雰囲気とも解釈できるが、実際は石川被告が迎合しているにすぎない」と述べた。
(2011年10月15日03時05分
読売新聞)


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