ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

リアルジャパンプロレス

2008年12月05日 02時17分33秒 | ROSSY's EYE
 リアルジャパンプロレスの後楽園大会は、まるで昭和のプロレスにタイムスリップしたかのような凄まじい熱気に満ちていた。客層は40代以上の大人が中心。どの試合も沸きに湧いていた。試合のクオリティ云々はここでは関係ない。メインは初代タイガーマスクと三沢光晴が初めて絡むタッグマッチだったが、両者が入場しただけで場内のボルテージは最高潮に達した。
 昭和のプロレスでは顔見世が重要なポイントだ。そこには目まぐるしく動く必要は無く、レスラー個人の見栄を切る姿が重要なのだ。三沢のタイガー・ドライバーも、タイガーのタイガー・スープレックスも体勢に入るがカットされて決まらない。現代プロレスは技がジェットコースターのように仕掛けられる。だから一番、歓声が沸いた場面で終わるとは限らない。出し惜しみこそがプロレスの美徳でもあるのだ。
 だって昭和の時代は反則裁定、両者リングアウトは日常茶飯事。それでも夢のカードが実現するだけで満足したもの。みんなプロレス贅沢病にかかってはいけない。物足りない位が満足なのだ。ユセフ・トルコ、新間寿、真樹日佐夫、藤原敏男、小林邦明とリングを囲む面子も昭和の風景。40代以上を対象にしたプロレスがあったっていい。これは12月18日の昭和プロレスに多大な期待を持ってしまうのだ。今日は本当に面白かった!

最新の画像もっと見る