今年もあと数時間で終わろうとしています。毎年のように思うのですが振り返ってみると1年間はあっという間に過ぎてしまう。それはきっと充実しているからでしょうか・・・？好きな仕事を36年間もやり続けているなんて幸せなことだと思っています。多くの仲間がこの世界を去ってしまっているのが現実。私にとってスターダムはおそらく（いや間違いなく？）この世界における最終列車。でも、まだまだ走り続けるので当分、終着駅に着くことはないでしょう。今年、最大の出来事はやっぱり両国国技館を開催したことでしょう。プロレス業界ではすでにスターダムが両国を行ったことが忘れ去られてしまっている。私自身はここ数年来の女子プロレス最大のヒットだと自負していますから。そして12月29日の後楽園大会はほぼ満員の観客を記録。紫雷イオvs中島安里紗は両団体の思惑もあって実現することに意義があった。結果は時間切れ引き分けだったけど、イオの精神的な強さ、プロレスでの強さが再認識されとても良かったです。でもこれも中島が受けてくれなかったら実現しなかったのも事実。その英断には感謝したい。中島の無鉄砲なところは昔気質って感じがします。あと「延長しろ！」とか「時間無制限にしろ！」って言葉が飛んだけど、これはワンマッチ興行にでもしないと無理な話。後楽園の使用時間は昼の場合は、午後3時30分には完全撤収が義務付けられていて、最大でも午後3時には終了しなくてならない。ボリュームがあるとそうはいかない。だから12・29は時間オーバーでしっかり延長料金を支払った。どうしても後楽園は集大成だから進行は難しい。これは再び改善しなくちゃなりません。それでも興行的には満足した内容がお届けできたのではないでしょうか。来年もまだまだ頑張らないといけない。たわしーずといいプロレスは一寸先はハプニング。こんなに嬉しい誤算？はありません。また1・12新木場でデビューが決まった、ゆうなはちょっと楽しみな存在。そんなこんなで選手とをまとめている高橋奈苗、選手育成に励む風香らと来年も素晴らしいスターダムを創っていきます。今年1年ありがとうございました！
