イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

とうとうと流れる

2010年09月21日 00時05分56秒 | 

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心の友とのメールのやり取りで気付かされたこと。

大きなものは更なる大きなものに初めて癒されるという事。

人の気持ち、自分の気持ちは絶えず変化するという事。

自分の中に滞らせたままにせず流すことが大事という事。

いつも貴方の深い言葉に愛を感じ癒され学んでいます。

ありがとう。

そんな時、方丈記の

『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて

久しくとどまりたるためしなし』   がふと、浮かんだ

でも、私は信じたい。どんなに時を重ねても決して

変わらないものがあるという事も。

-現代語訳-

行く川の流れは絶えることがなく、それでいて目の前を

流れている水はもとの水ではない。

流れのよどみに浮かぶ水の泡は一方では消え、

一方では出来上がり、

長くそのままの状態であるということはない。

世の中に存在する人も住まいも、またこのように

変わりやすくはかないものである