イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

お心寄せて頂きありがとうございました

2014年12月26日 22時22分00秒 | 感謝

去勢手術を2日後に控えた 生後7ヵ月、在りし日のミーシャ

子猫時代のあどけないミーシャの表情・・・・とても好きな写真です。

2~3才まで首輪をつけていました。



この1年 おりにふれ思ったこと、

それは

気にかける、心に留め置く

 忘れないということは 

愛の源、愛そのものである

ということでした。
 
自分以外の存在に想いを寄せ、気にかけるということに必要なのは

実はとってもシンプルで

真心からでる温かな言葉がけであり

笑顔なのかもしれません。

だいぶ時間が経った頃 突然 心にもない美辞麗句を

並び立てる人もいますが


気にかけるということは、

物理的な時間がどうのこうのと言い訳することや、

物質的なものをばらまいて解決しようなどとすることとは対極の 

水面に反射する 穏やかな煌めきにも似た

形なき美しいものなのかもしれません。

平気、平気が口癖で 足元を確かめることなく

ただ がむしゃらに 

前へ前へと進もうと力むとき

人は自分の体重でバランスを崩し つんのめります

過去からの繋がり 積み重ねで

今、ここに自分が在る、という事実をなかったことにして


今、この瞬間であり 

未来へと想いを馳せる人のなんと多いことか・・・

人が最も試されるのは

多大な金銭を自由に操れる機会を得た時なのかもしれません。

金銭が絡むと 無意識に損得勘定が働いて

乗りに乗ってる旬な人を本能のままに嗅ぎ分け、

本来パワーがあって 手を差し伸べる必要のない存在なのに

今後の自分のメリットの為に 分かり易い手段方法で

巨大なものに せっせと貢物を贈り続ける人・・・


必要な時に 必要としている存在に 

呼吸をすように 自然に そっと手をさしのべ


心とかす温かな言葉がけができる人 そんな人でありたい・・・・

この一週間、知人の言動を介して 私は大きな気づきを得ました。

これまでの私は 好きな人(同性、異性にかかわらず)とは

願わくば 似たような価値観で 色々なことを分かち合いたい、

共有したいと思っていたように思います。

けれど、ある人が実に何気なく語っていた言葉の端々に

自身との明らかな違いであり 違和感をみました。

そして、ポッとハートのチャクラから出てきた ほんとうに素直な思いは

「あ、やっぱり 私とは根本的に違うヒトだったんだなぁ~」でした。

そこには特別な感情の動きも 揺らぎもなくて

ただ 「あ、違うんだ」 だけが残り、

 それ以上でも それ以下でもありませんでした。

同時に、畏れるものは何もなく 欲しいものは思いのままに手にし

幸せであることを 声を大にして

みんなに語れる状況のそのヒトに対して

心の中で やっかみや うらやましさのそれではなく 

静かに お幸せで何よりですね、と思いました

人は相対して意見の交換をしなくても 時として 

誰かの書いた活字を介して、

「自分の考えはこのヒトとは違うんだなぁ」とか

「自分はこういう方が好き」とか

「自分はこれがしっくりくる」とか

「安らぐ」とか

そんな風に 自分の心地よさに 気づいたりすることも

あるのかもしれないな、と思いました。

なので、彼女には 私の大事な気持ちにきづかせてくれて

どうも有難うでした

私には師と呼べる人は殆どいませんが、

その中でも信頼できる師がいます。

3年前、師から

「普通に歩いていて ふっと立ち止まった所に癒しを与えたい、
野花に話しかけるようなイメージ・・・
あなたはそういうエネルギーを持った人」etcと
あることに対しての助言を頂きました。

聴いた直後も「あぁ、確かにそうだなぁ」と心に響いたのですが

今、この言霊は以前にも益してよりしっくりと

自身の中に響き渡り、「そうそう、そうなの、私」という感じです。

好みの問題ですが(笑)

色んな意味において 私は

 さぁ! もたもたしないでっ!! 取りに行くよっ!!的な

ガツガツした感じは やっぱり性に合っていません。

強い者に取り入ることも 自分の心を殺して損得考えた

 上手い立ち回りもできません。

というより、そうしたことはしたくないタイプなのでしません。

今日、お友達から 真心一杯のお手紙と共に 

 猫ちゃんの小物入れが贈られました

Holidayと描かれた この生成り色の袋に包まれていました。

ピアノの上で寝そべる茶トラの猫ちゃん・・・・

とても大きな深い意味があります。

ミーシャへの私の想いを心に留め置き、

彼の命日を意識してくれた彼女の思いやりが

ドドーンと届きました。

優しさをありがとうございました。