ポニョちゃんとキナコちゃん 時々薔薇と猫

ワンコ大好きな母さんが 保護犬ポニョちゃん、キナコちゃんを迎え 彼女達との毎日を綴ります。猫や趣味の薔薇についても。

ポニョちゃんのこと ①

2016-08-28 21:48:12 | ワンコの日記
ポニョちゃんを ボランティアさんから引き取って 2年経ちました。
ちょっと 2年間の思い出を辿ってみたいと思います。



これは 2年前 ウチに来たばかりのポニョちゃんです。

2年前の今頃
子供達も 結婚 学生生活へと お家から それぞれ巣立って
何やら もの寂しくなった 我が家。

すでに お家には 老齢のミニチュアプードルと ネコが二匹おりました。
しかし 全てオス もちろん 夫もオス
殺伐とした オス達に囲まれた毎日
娘が結婚して 我が家を去ってからというもの 食い意地の張ったオス達に囲まれ
何とも味気ない我が家でありました。

そんな時 ここにメス犬がいたら どんなに 和むだろう。。。なんて 考えたのが
事の始まりです。
可愛いだろうなぁ、柔らかな 優しい 女子ワンコ。。。。
そしてワンコをお迎えするなら 保護犬からと 決意もしていました。
殺処分から ひとつでも 尊い命を救ってやりたいからです。

父さんに相談したところ、彼は 非常に保守的な男で
何も 得体の知れない保護犬にしなくても。。。
純血種を ブリーダーから買えばいいと猛反対されました。
仔犬の時からの方が 躾が入るという理由からもです。
命をひとつ 救ってやりたいだけだと 反論し 何とか説き伏せました。

そこで 母さんは 岡山県内のシェルターやボランティアさんに絞って
里親募集サイトを検索し 毎日何気なく 見ていました。

おやっ、この子の顔 懐かしくて 可愛いと 思ったのが ポニョちゃんでした。
母方の 婆ちゃんに似ていたのです。

たかが ネットの写真ですが 大変気になって すぐにメールをし 見学のアポを取り
その週末には 主人と ポニョちゃんを見に行きました。
ポニョちゃんを 動物愛護センターから引き出してくれたのは
日本のエーゲ海といわれる風光明美な 瀬戸内市 牛窓に住む Nさん。
動物愛護センター 期限切れ近いポニョちゃんを引き出し
自宅で保護しつつ、里親募集していましたが 半年間 コンタクト無し。
譲渡会でも 話はあるのだが トライアルまでいかないということでした。
1,2歳?のメス 体重17キロ フィラリア 陰性 避妊手術済み
センターから 引き出した時は 9キロしか体重が無く 骨と皮状態だったそうです。



これが センターより引き出し当時のポニョちゃん。
相当 飢餓状態が続いたのか 鎖骨が浮き出ていました。

かつて 別荘だったという 小高い丘の上にある Nさんのお宅には
5・6頭 保護犬がいたでしょうか、
ポニョちゃんは 近寄っても ワンとも吠えず 静かで
Nさんには スリスリして 親愛の情を示し
私たちには 興味を示しませんでした。
リードをつけて 外に出ると 散歩の経験が無いのか 強く引く引く、
コントロール出来ない程の引きの強さでした。

ふーん ウチの子達と上手くやっていけるかしら?と トライアルを迷いつつ
その場では回答せず、後日トライアルするかしないかを返事するということで
近くに停めてあった 車に 戻り 帰ろうとしました。
車を出し 後ろを振り返ると Nさんと ポニョちゃんが こちらをじっと見て
Nさんは 手を振っていました。
ポニョちゃんは首をスーッと上げて、ずっと 私達を目で追っていました。
それはそれはいつまでも。。。
車がカーブを曲がり 彼女の視界から消えるまで、ずっと。

母さんは この時 決心しました。
トライアルしてみようと。
2年前の夏のことです。

トライアルについては 明日書きます。

ポニョちゃんの保護主さんのブログ








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