ポニョちゃんとキナコちゃん 時々薔薇と猫

ワンコ大好きな母さんが 保護犬ポニョちゃん、キナコちゃんを迎え 彼女達との毎日を綴ります。猫や趣味の薔薇についても。

マイケル ポーラン 人間は料理をする

2018-03-21 09:09:58 | 面白い本


今 この本を読んでいる。
マイケル ポーラン ご興味ある方は こんな本も👇
欲望の植物誌
(Tedで 面白いことも喋っています。)

中に 面白いフレーズがあった。

「私たちが摂る塩分の大部分は 加工食品からのもので
標準的なアメリカ人が日常摂取するナトリウムの 80%を占める。
だから 加工食品をあまり食べないのなら 心配はない。
調理する時に加える塩は 人が食事から摂る塩分のごくわずかでしかない。」

ここの部分は ポーランが 料理人のサミン ノスラットの主張を書いた部分で
彼の意見ではないが これを肯定している。
つまり 真っ当な食生活を送っていれば 塩分制限はナンセンスという事で
塩を怖がるな なのだ。

こんな事を書くのも
自分の友人 知人が シニアになってから
塩を目の敵にし始め やたら 薄味を主張しているからなのだ。
彼女達は ほとんど 自分で料理をし 加工食品 スナック菓子など無縁なのに。

また、ある友人は 最近体調崩して
リンパの流れが悪いのだと言う。

ナトリウム不足でしょ!
この本を進呈してあげたい。

世の中には 色んな食に対する考え方があるが
ポーランの考え方は 私のとよく似ていて 納得している。

料理によって 人類は社会的になり 礼儀正しくなった。
料理のおかげで 消化能力を倹約し
余ったエネルギーで認知能力を発達させられるようになった。
人間の大きな脳と小さな胃腸は 料理された食べ物に支えられている。
人間は料理無くしては 存在しえない。

つまり 料理は人間のアイデンティティ、生態、文化の拠りどころである。