3月のラボ便り その1
皆様、こんにちは。
今月のラボ便りでは「着床」についてお話しします。
受精卵が子宮の内膜の中に入り込むことを着床といいます。
受精した卵子は、細胞分裂を繰り返し、成長していきます。
受精して5日目まで成長すると、胚盤胞という状態になります。
受精して7日目頃に、胚盤胞が子宮の内膜に付着し、
内膜の中へ徐々に入り込んでいきます。
数日後には、胚と母体の間に血流関係ができ、
胚が内膜へと侵入する際に生じた破綻部位が修復されます。
ここまでの一連の流れを「着床」と呼びます。
この続きは「その2」に書かせて頂きますね。