昨晩、
”NHKスペシャル「大往生~わが家で迎える最期~」”という番組を拝見しました。
人間は、誰しも、この世に生を受けたら死んでいきます。
人間は一人で生まれてきて、そして一人で死んでいきます。
自分の死がどういうものになるのか、予想する事など出来ませんから、
誰しも、その日その日を一生懸命に生きて明日に繋げていきます。
番組を拝見して、
命ある者は、「死」からは逃げられないのだと思いました。
恐怖や痛みや不安に苦しみ続ける事がなければ、
いづれやってくる「死」は怖いものではないのだとも思いました。
自分にやってくるであろう「死」を覚悟していかないといけませんね。
昨日拝見した番組は、在宅医療のお話です。
老々介護のお話や、自宅での看取り、、、。
昨日ご登場された小堀鴎一郎医師は、80歳。
80歳とは思えぬフットワークの軽さ、頭の回転の良さ、
とても若々しくてダンディーな先生です。
自ら運転をして患者さんのご自宅をまわって、
患者さんやそのご家族を勇気づける会話をしながら診療されておられます。
森鴎外のお孫さんで、
上部消化管、特に食道癌の手術を専門とする外科医をされておられ、
65歳で定年退職された後も、腕の良さで70歳まで食道がんの手術に携わり、
その後、「望ましい死」の実現支援を兼ねて在宅医療の道に進まれたそうです。
とても考えさせられました。
本当に考えさせられました。
看取り、、、避けて通れない問題ですね。
自分が介護される側にまわる時がきたら、
介護される自分の希望よりも、
介護する子供側に大きな負担を強いない老後を考えていきたいです、、、あくまでも今の思い、、、。