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とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

2月のラボ便り

2019年02月12日 | ラボ便り


2月のラボ便り


皆様、こんにちは。

寒い日が続きますが、日差しは徐々に暖かくなってきた様な気がしますね。


今回のラボ便りでは、受精卵(胚)の培養についてお話します。



体外受精・顕微受精を行った後の受精卵(胚)は、
ディッシュという小さなお皿の中に培養液の中に入れ、
インキュベーター(培養器)内で3~5日間育てます。

培養液は、女性の卵管液の成分と等しくなっております。



主な成分は、
無機塩類や、ピルビン酸・乳酸、グルコース、アミノ酸等です。

胚は、成長時期によって必要とする栄養素が変わります。

分割期(受精してから0~3日目)の胚はピルビン酸と乳酸を必要とし、
胚盤胞へと成長が進むとグルコースを必要とします。

胚は、発育段階に応じた適切な栄養素を培養液から取り入れ、成長します。



また、インキュベーターは、
酸素・二酸化炭素・窒素・温度の状態が女性の卵管・子宮と同じ環境になるよう、
常に保たれています。



また、ディッシュを入れる場所は、
患者さんお一人お一人で分けられるようになっており、
胚は個別管理されております。

胚は、インキュベーター内のガス環境変化や、光によってストレスを感じます。

培養室では、胚にとって最適な環境が保たれるよう、
インキュベーターの管理に細心の注意を払っております。

皆様が胚を子宮に迎え入れる日まで、大切にお預かりさせて頂きます。

何かご不明な点がごさいましたら、スタッフまでご相談下さい。



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子宝メッセージ タイミング療法編

2019年02月12日 | 不妊


約9ヵ月の不妊治療で、ずっとこちらでお世話になりました。
多嚢胞性卵巣だと診断され、ショックでしたが、
徳岡先生に漢方薬とサプリメントの常用を勧めて頂き、人工授精にもトライしましたが、
結果、タイミング療法で授かる事が出来てホッとしました。
普段の生活では、なるべく体を温める物を食べ、足を組む癖を直しました。
こちらの病院は、看護師さんの対応も良く、通って本当に良かったのですが、
治療を始める際に、風疹の抗体検査の案内をしてもらいたかったです。
初めて妊娠される方は知らない事が多いと思うので、、、。
ありがとうございました!


(いただいた原文、そのまま掲載しております)

励ましメッセージ、まことに有難うございました

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