Who's松原正樹?

名ギタリスト「松原正樹」の応援ブログ(惜しまれつこの世を去りましたが 時を超えて思い出をつづりたいです)

中島みゆきさんの ど迫力!

2011-01-25 17:29:21 | まっつあんの仲間たち
暗い海に 青い月の光が落ちて ざわめく光の波を映し出していた。
一瞬の静寂の後 水面を揺らす何かに目を奪われる。 
遠い彼方からのうねり、それは地を水を動かしながら私に向かってくる。
地を這う、水を突き上げる、すべてを飲み込む津波。
その波に身をゆだねた時 正体を知ったのだ。

「みゆきさん!!!」

つま恋での 彼女の登場はそれほど 恐ろしいものだった。
人間の漏らす不思議な驚きの声に似たものが 3万以上凝縮されると
こんな波動をもたらすものだと…。



怒涛のようなざわめきが収まらないステージを 軽く片手をあげて
背筋を伸ばした 中島みゆき が去っていく。
舞台のそでに彼女が消えても 波はうねっている。

そんな あの人を いつかまた見たい!
多分 あの会場にいた多くの人が思っただろう。

今回 ご縁あって 中島みゆき ツアー2010~(ほにゃらら2011)へ行ってきた。

もともと好きな歌い手でもあるし 
「負け犬節=それでも私は弱くて強い」(私の自分勝手ないいぐさ)みたいな唄も好き。
昔の曲は そらで歌えるのもある。
ライブは ニューアルバムの中からの曲と昔の曲も織り交ぜてのステージ。


大津へ向かう車の中で Nが言った。
もと同僚から言われているとのこと。
「今日は
選曲もいいし Nは絶対泣くからね、楽しみにしてくれ」と。

私も他の友人(ギタ友と Nの奥様)もみんな
ネットで調べれば 曲目なんてすぐわかるけれど調べたりしていなかった。

そこへ 夜会ではやってもライブではほとんど歌ったことのない
「二隻の舟」や「時代」だもんね~
いやはや まいったよ。
そして その歌姫の歌声…素晴らしかった。
今でも あんなにいい歌だったのかしら…「時代」って?と思うほど。

そんな中 一通のメールが届く

以下 Nからの今日のメール
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みゆきさんの…

父親は 開業医だった。

その父親が みゆきさん20歳の時突然亡くなり もともと父親ひとりでやってた小さい病院は潰

れ 中島家は 食べるにも困るほどの状態になった。

そんな時 前からやっていたライブ活動で 食い繋いでいた。

「時代」を作ったのはそんな頃。

「時代」という歌のもつ力強さはもちろんの事 自分自身がドン底の頃に 他人に勇気を与える

歌を作った中島みゆきの「仏」のような 圧倒的な凄さに とにかく 唄いだしの 「いまはこん

なに悲しくて」だけで 昔から泣けてしまう。

35年ぶりに聞いた 生「時代」は 劣化するどころか 時を経た分 一言一言 研ぎ澄まされた歌に

なって聞こえたな。
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やっぱ 泣いたんだ…。

YMAHAにずっと在籍してたら もしかすると
同僚のようにみゆきさん担当になっていたかも…。
でも、岐路に立った時に「どうしてそんな簡単に口にしてしまったのだろう」
「何故こちらの道を選んだのだろう?」
そんな選択をして いくつもの岐路を越えて この場所に立っているN。

Nだけではない。人それぞれに 時を重ねる。
楽しいことは少ないかもしれない。
でも 重ねていったひだの多さだけ 人は輝くのだろう。

どんな日も 私は 私なりに 毎日生きて行こう!

そんな風に思えた素晴らしいひと時でした。

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ちゅーことで
「でもなんで バンマス瀬尾さんじゃないんだろ?」
と、Webをくぐってたら 
みゆきさんの今回のライブでも演奏されてたし
もちろん拓郎さんのライブでも弾いておられた
「ギター小僧」の古川さんのページに行きついて

ほしたら
↓ほ~らね渋谷コンサート まっつあんしっかり映ってるよ!
http://nozomin-f0610.blogzine.jp/blog/2011/01/post_d8ce.html 



ちなみに 中島みゆきさんのレコーディングも
まっつあん出てるのあるからね。
(そんなもん みなさんのほうが知ってるか…)

と、いうことで
みんな つながっているもんね!!

じゃ?みゆきさんの 肌が白いのは何故だ??

それは 明日か明後日のお楽しみ~