夏嵐 机上の白紙 飛び盡す(なつあらし きじょうのしらかみ とびつくす) 正岡子規
いろいろな豆知識が書いてあるカレンダーを塾教室で使っているのですが、7月のところに書いてあった句。
いい句ですねえ・・・・
風が吹き抜けていく涼やかな部屋。
縁側には、夏の緑が影を落としている。
そこへ、さあああああーーーと風が吹き抜けていく
机の上にあった、白い紙がみんな飛ばされてしまった…
そんな光景が一瞬で目に浮かぶ。
涼しそう
一方「白い紙」に仕事が進んでいない子規の焦り?のようなものも感じられる・・・
身体がつらかったのでしょうねえ。
彼のエッセーをその昔塾生と問題文で読んだことがありますが、絶え間ない痛みの描写、読んでいる方も苦しくなりました。
・・・・・・・
とまあ、たまには国語塾らしきことを書いてみませう、ということで。
今日は、78年前、長岡が空襲を受けた日です。
早朝に慰霊碑参拝。
まだ、碑の前で般若心経をお唱えすると涙が出てくる。
まだまだ、慰霊されないといけない御霊がおられるように感じる。
ちょうど、隣の平潟神社の宮司さんが、慰霊祭のかたずけをされ始めておられて、お話を少しした。
「何の罪もないのに、火で焼かれて、熱かったでしょう」
「ほんとにそうですね、熱かったと思います、いまだに無念でしょう」と私。
「戦争はいいことは何もない」
「それでも、やめないですよね、ニンゲンは」と私。
「ほんとだねえ・・・・」
みたいな会話。
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氏神さんの、蒼紫神社の朔日参拝(おついたちさんぱい)
蒼紫神社でも、宮司さんと雨が降らんないかな‥的なお話。
ふりましたけど、通り雨的夕立。
ま、ないよりましだったか。
その後、JAの産直。開店15分前、長蛇の列。
びっくりした。
待つ時間、そばで待っていた人たちととりとめもない世間話。
朝の時間で、今日一日分のエネルギーを使った感じ。
しか~し、作文教室2コマ頑張ります。