お隣りさん

4月に入って直ぐに、お隣りさんが引越して行きました。窓から覗いていた黒猫ちゃんの飼い主さんです。その窓から見えていたワイングラスが無くなり「あれっ？」と思ったら、ベランダの観葉植物が消え、エアコンの室外機が消え…いつ荷物を運び出したのかも知らないうちにいなくなっていました。
お隣りさんだけではなく他の部屋の人も、駐輪場など敷地内で会えば挨拶をしますが、近所のコンビニなどで顔を合わせても、お互いに同じ建物に住んでいる人だとは気付かないと思います。顔を見て挨拶をしていないので覚えてないんですよ。真下のお部屋は、新婚で入居してきた際にお引越しのご挨拶も頂き、昨年2人目のお子さんが生まれましたが、洗濯物と赤ちゃんの泣き声でそれと解るだけで、未だに名前も顔も覚えていません。
ご近所付き合いがある生活に憧れる反面、それに伴うだろう煩わしさを考えると、最初の1歩が踏み出せないのです。都会の1人暮らしが長かった弊害ですね。最初からリスクにばかり目を捕われていたら、何も出来ないのは解っているのですが。新しい人が来たら、今までと違う「ご近所付き合い」が出来たらいいな...なんて、他力本願じゃ駄目なんですけどね＼(^^:;)