兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

傘の話

2007年04月25日 10時30分49秒 | よもやま話
私はおっちょこちょいで、よく失くし物をするのですが、いつの間にか失くなっている物の代表と云うと、やはり傘ですね。でも不思議な事に、傘を買った記憶って数える程しかないんですよ。出先で突然雨に振られて、急遽買った500円や1000円の傘は「買った」と云う記憶に残らないんですね。
今までかなりの数のビニール傘や安物の傘を手に入れたはずなのに、現在我が家にビニール傘は1本もありません。こうして考えてみると「あの時買ったあの傘は…?」なんて思い出が甦ってきますが、今あるのは、お気に入りが数本と、買った覚えもないのにいつの間にかある物が数本(?_?)
以前、役者が集まって、三茶でカウンターバーをやっていたのですが、定期的に処分しなければいけない程、傘の忘れ物があったんですよ。ほとんどが常連さんの店だったのに、忘れた傘を捜したり持ち帰る人がいないんです。雨の日には「誰かの忘れ物だから、持って行っていいよ~」と差し上げたりしてましたが、文句を云われた事はなかったですね。ただ捨てるのは嫌なので、通り沿いに「ご自由にお持ち下さい」と貼り紙をして置いたりしていました。今、我が家にある傘のうち何本かは、その頃店から持ち帰った物です。
お気に入りの傘は失くすと嫌なので、勿体なくてなかなか使えないんですよ。そして「途中で止んだら置いてきてもいいや」と思って古い傘・要らない傘を持って出ると、ずっと雨だったり。なので、いい傘があるのに、いつも使い古しの傘をさしてたりします。意味無しですよね。
昨夜の雨で、ふと思い出して書いてみた「傘の話」でした。