日本は梅雨の時期ですね。アルマティも5月中は頻繁に雨が降って寒い日も多かったのですが、6月に入ってぐんぐん気温が上がって、すっかり夏!という陽気になっています。
ただ日中も風がある日が多くて、夕方になって急に涼しくなる日もあり、去年よりは過ごしやすい気がします。とはいえアルマティが本当に暑くなるのは7月中旬から8月中旬の1ヶ月なので、まだまだ大変な時期はこれからです。
で、ようやく待っていた果物のシーズンが始まっています。今、一番良いのは杏とさくらんぼ。杏は日本ではあまり生のまま食べていないと思いますが、こちらでは皮ごとかじって食べます。でも、ドライ杏よりも味がぼやけた感じなので、私はあまり食べていないです。
一番オススメはやっぱりさくらんぼ。こちらではチェリッシュと言います。ちなみにチェリーと言うと、プチトマトになるので、なんだか逆じゃないかなあっていつも思います。
アルマティでは家庭でさくらんぼの木を植えている家もあって、赤い実がとても綺麗です。売られているさくらんぼはウズベキスタン産が主流で、アメリカンチェリーよりもちょっと色が薄い感じですが、味はアメリカンチェリーほど大味ではなくてとっても美味しいです。今、バザールでは1キロ350テンゲ程度からありますが、大粒のものを選ぶと600テンゲ位。600テンゲは400円程度なので、日本に比べればずっと安いですね。
そして、少しずつでてきているのがスイカとメロン。これはもう少し待たないといけません。というのは、今の時期のスイカは、早く甘くするための薬を使っているのです。またこの薬のせいでスイカ自体も痛みやすい。で、この薬のせいなのか、痛んでしまっていたのか、スイカにあたって救急車で運ばれる人が多い時期でもあります。今年はどこまで値段が下がるか分かりませんが、少なくとも1キロ100テンゲよりも下がってから買うと良いです。昨年の底値はバザールで60テンゲ、スーパーで80テンゲ程度だったと思います。道端のスイカ屋さんが現れたら、スイカシーズンの始まりです。
そのほかにも、ラズベリーやブラックベリーなどのベリー類も楽しみの一つ。ブルーベリーはスーパーなどでしか買えませんが、他のベリー類はバザールはもちろん、道端でプラコップに入れて売っている人もいたりします。
今年こそ、そんな道端の様子も写真に撮れたらなあと思ってはいるのですが、暑くて出歩く気力がなくなるのも毎年のこと。あまり期待せずにお待ちください。
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