JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

語りつくされた感もあるけど

2009年09月01日 02時36分56秒 | バレーボール
先週の話になるんですが、ちばQさんのブログで、Vリーグ・メールマガジンの話題が取り上げられていました。

俺も今回のメルマガを読んで「なかなかやるな」と思いました。後書き(ロビー)については世間話のような内容も多いのですが、書いている方はかなり公平な視点を持った人間味のある方なんだろうと思ってます。

たしかにJVAとの関係があるので陸連並みに強いことは書けなかったんでしょうね。キャッチコピーが一概に悪いとも思いませんが、現状はほとんどがセンスのないものですから、それをTV実況で連呼されても耳障りです。特にシンデレラ押しはやりすぎ感満載で辟易しました。

【すぽーつサロン】キャッチコピーって、必要?

往年のプロレスのキャッチコピーはなかなか面白いものが多かったですよ。100歩譲ってどうせつけるのであれば、バレー界も見習って欲しいものです。

 - 燃える闘魂(アントニオ猪木)
 - 東洋の巨人(ジャイアント馬場)
 - 革命戦士(長州力)
 - 鉄人(ルー・テーズ)
 - プロレスの神様(カール・ゴッチ)
 - 人間発電所(ブルーノ・サンマルチノ)
 - テキサスの荒れ馬(テリー・ファンク )
 - 人間山脈(アンドレ・ザ・ジャイアント)
 - 人間風車(ビル・ロビンソン)
 - アメリカンドリーム(ダスティ・ローデス)
 - 不沈艦(スタン・ハンセン)
 - 超獣(ブルーザー・ブロディ)
 - 黒い呪術師(アブドーラ・ザ・ブッチャー)
 - 爆弾小僧(ダイナマイト・キッド)
 - インドの狂虎(タイガー・ジェット・シン)

などなど。ダイナマイト・キッドの場合はキャッチコピーというより直訳かもしれないけど。プロレスの場合、なぜ違和感がないかというと、これはあくまでも私見ですが、ショー的な要素が強いスポーツだからです。それにコピーそのものにも的を射たものが多いですよ。

バレーの場合、そこまでショーの要素を求めている観客はいないと思う。

ジャニーズにしたって、俺も多くのバレーファンのみなさんと同様、別にいらないと思っている。バレーに縁もゆかりもない人や期間限定ユニットがいきなりスペシャルサポーターになってもなぁ(苦笑)。別に彼らが嫌いというわけじゃないんだけどね。彼らは彼らで仕事だからさ。

でも、なんで選手より先にコートに入って走り回らないといけないのかわからない。あの映像が世界配信されているのかと思うと恥ずかしい。長野オリンピックの閉会式で欽ちゃんが出てきたときと同じくらいの小っ恥ずかしさを感じちゃいます。

あとはやっぱり、ファンのマナーの問題もある。ジャニーズのコンサートならそれでいいのかもしれないけど、あくまでもバレーの試合ですからね。大阪では、NYCboysの入場時にアリーナのファンが数十名いっせいに移動したし、試合中にずっとメンバーの名前を書いたプラカードを上げ続けていたファンもいた。さすがに歌が終わってすぐに会場を去るような程度の低いファンは少なかったと思うけど、それでも実際いるようだからね。

ただ一方で、ジャニから入ってその後バレーファンになった人も少なくはないようだと聞くし、タレント起用に断固として反対というわけではないんですよ。限度というか、今のように前面に押し出す必要がないだろうとは思います。

集客力としての彼ら(ジャニーズ)の価値は正直よくわからないんだけど、松田聖子&藤井隆でもWaTでも会場の入りはそんなに変わらなかったと思う。テレビ局的に一番重要と思われる視聴率はどうなんだろう、極端な差が出るのかな。どうなの?

ちなみに、俺の周りのバレーファン各位に聞いたところ、口を揃えて「WaTの2人はいい子だったよ。ああいう子たちならいいんだけどな」と好印象。会場でもしっかり応援していたし、テレビで見ても一所懸命さが伝わってきたとのことです。

なお、今回のWGP大阪ラウンドではセット間に箕面自由学園高校のチアリーダー部(全国8連覇中!)のみなさんが素晴らしい演技を披露してくださいましたが、個人的にはタレントよりも、そういう演出を増やせばどうだろうかと思いますね。

ところでテレビの実況というのは、Vリーグを見ないような層に対しては結構強力な洗脳ですね(笑)。うちの家族も、ワールドグランプリの期間中はテレビを観ながら「○○選手って○○なんやろ」などと前日の中継で仕入れた知識を話してくるのですが、そのたびに「いやそれは○○でな」「じつは○○でな」と修正が忙しかった。こんなところで真面目な性格が邪魔をする(笑)。結局テレビを見ながら実況&解説の補足修正みたいなことを延々とやっていました。テキーラを飲みながら。うん、夏はテキーラと相場が決まっているのです。


【参考】 愛情のある仕事とは?(フリーランスライター市川忍さんのブログ記事)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (赤いアイサポヲター)
2009-09-01 20:55:28
箕面自由学園高校ゴールデンベアーズはリーグの尼崎大会の時もよく演技してくれてますよ。
高校生でありながら社会人・大学生も参加してる大会で8連覇って本当に素晴らしいですよね。
それにスタンドに座ってる間も彼女達は声を出してバレーの応援してくれてたしホントに感謝です。
返信する
チア=本職 (Rodoriguez)
2009-09-03 02:13:28
> 赤いアイサポヲター さん

あ、そうなんですか?我々はいつも時間ギリギリに体育館に入るので知りませんでした(笑)。今年も8月末のジャパンカップ優勝で同大会9連覇達成したようです(高等学校部門)。大学部門や社会人部門は別にあるので、全参加チーム中の優勝という意味ではないと思いますが、それにしても素晴らしいと思います(そういう区分けのないアジアインターナショナルオープンチャンピオンシップなどでも総合で上位に入っているようですし)。いや、ネット上のリサーチなので詳しくは知りませんけどね(笑)

スタンドに座っている間の様子は知りませんでしたが、考えてみれば彼女たちは筋金入りの「応援部隊」ですからね。スペシャルサポーターとかいう肩書きながらなにがスペシャルなのかよくわからない芸能人よりもはるかにナイスだと思いますよ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。