JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

兵庫県立美術館

2022年10月10日 21時51分44秒 | その他の趣味
7日は最後の夏休み。土曜日からの三連休と併せて4連休だったわけですが、しかしまあ、今年は三連休以上になると絶対に雨やな!というわけで、平凡な休みを過ごしました。旅行・宿泊業界の皆さんも落胆しまくりだったでしょう。

金曜日はお風呂に行って心身ともにリフレッシュ。日・月は家でのんびり。もう身体休めのお休みでしたね。

そんな中、かねてより姪っ子が「美術館に行きたい」と言っていたので、土曜日は兵庫県立美術館に行ってきました。関西の美術館は、翌週からいい展示会が始まるので、今週は「これだ!」と決めるのがなかなか難しかったです。

兵庫県立美術館の催しは 「ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵 -武者たちの物語」 です。日本の様々な英雄譚を浮世絵で追いつつ、絵の全てに刀剣が描かれているというもの。源頼光(酒呑童子や土蜘蛛退治)とか義経・弁慶とか、その他いろいろ盛りだくさん。

しかしこの展示会、俺のようなオッサンはまだしも、中3の姪っ子が興味を示すのかと思ったのですが、初めての本格的美術館ということもありとても興味深く観ていました。兵庫県立美術館は撮影OKですからスマホでパシャパシャ撮りまくっていましたよ。帰りにはスサノオ(ノミコト)がプリントされた渋いグラスも「これ買ってほしい」とおねだりされました。「なぜこれ!?」と聞いたら「色がきれい」とのことでしたが、それにしても渋いなぁ。

今回の展示会では貴重な浮世絵の他、刀・太刀・脇差といった刀剣類が40点ほど展示されており、また浮世絵に混ざって刀の唾もたくさん展示されていました(その絵の物語をモチーフにした唾)。刀剣乱舞に代表されるような昨今の刀剣ブームを考えると、若い女子も楽しめるんじゃないかと思いました。しかも高校生以下は無料なんです。もちろんコレクション展(常設展)もタダ。大人だったら両方見ると割引込みで2,100円もするんだぞ。

しかしこういう「刀剣」をテーマに1本の企画ができるって、ボストン美術館の収蔵がいかにすごいかってことですよね。

なお姪っ子は、展示会よりも常設の金山平三の作品が気に入ったみたいで、俺は同じく常設の小磯良平記念室にあった「T嬢の像」がすごく良かったと思いました。T嬢とは小磯氏の「また従姉妹」にあたる「敏子さん」なんだそうですが、お顔も雰囲気も、本当に素晴らしいんですよ。

でも一番印象に残ったのは、新収蔵作品である谷原菜摘子の「創世記」です。大好きなんです、こういう絵。


※もっときれいに撮れよ、って感じですよね(苦笑)

なお惜しむらくは、俺がリーディンググラス(老眼鏡)を忘れてきたことですね。いやこれ、本当に大失敗でしたwww

というわけで、美術館を2時間以上歩き回った結果、体力の無い姪っ子はガチで疲れた&お腹がすいたらしく、もうひとつ行く予定だった横尾忠則美術館はパスすすることに。県美の半券を持っていれば割引が効いたのにちょっと残念。まあいいや、また今度行くことにしましょう。

さて県美を出て、時刻は12時半。お昼ご飯は灘駅周辺で・・・と思ったんだけど、行きたかった洋食屋は行列だったので諦めて三宮に移動し、昼間っから開いている大衆居酒屋にGO!いや、俺が行きたかったわけじゃなくて、姪っ子が「そんなに美味しすぎなくていいからそこそこ美味しい焼鳥とか食べたい!居酒屋がいい!」と言うもんですから。でも飲まない人が居酒屋って言ってくれると嬉しいですよね。「サイゼかガスト!」なんて言われるより全然(笑)。俺は刺身と日本酒を味わいつつ、姪っ子は焼鳥とはちみつチーズピザとエビマヨを食べて満足してくれたみたいです。

ちなみに、再来週くらいには大阪中之島美術館に行こうと姪っ子を誘っております。俺の大好きなミュシャの展示会が始まるんです。10月はバラ園も見頃だそうですね。

ロートレックとミュシャ パリ時代の10年

ミュシャは本当に大好きで、堺にある 「堺 アルフォンス・ミュシャ館」 にも行ったことがあります。堺の街とミュシャの画風って全くイメージがつながらないんですが(失礼)、ここには世界有数のミュシャコレクションがあるんですよ。堺市は古墳よりもこちらをもっとアピールしたほうがいいと思うぞ・・・いやほんとマジで。


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