「にじいろジーン 地球まるごと見聞録」オーストラリア大陸の東海岸の中ほどに位置するビーチリゾートの街、ゴールドコースト。
年間の300日以上が晴天日と、42キロメートルも続く白い砂浜に恵まれ、サーフィンはここに住む者たちにとってもはやデフォルトとなっている。
最新のマリンスポーツとして、”ジェット・バック”という小型ボートで吸い上げた海水を毎分4000リットルジェット噴射し、空中遊泳を楽しむものがある。
体幹の優れている人は少しの指導とトレーニングで使いこなせるらしいが、そうでない人は1レッスンで浮遊できそうにもないように見えた。
ゴールドコーストから車で1時間ほどのところにある”マウント・タンボリン”は、国立公園の点在する豊かな自然のあるところ。
そこにある”ギャラリー・タウン”には、様々なアーティストが活動し、その作品を展示販売するショップや、ワイナリーが多くあるという。
なかでも有名なのが、マイケル・ワード氏。
彼は、酒創りの名人で、多くの国際的アルコールの賞をもらっている、自然派リキュールの生みの達人。
20年前に、ここの自然に魅せられて移り住み、自家農園と醸造所を持って、新しいテイストのリキュール作りをしている。
レモン・マートルという、レモンのような強い方向のある木の葉などをリキュールの香料に使い、天然成分だけで作る純度の高いリキュールは、胸焼けなどを引き起こさないと、ワード氏は自慢していた。
このレモン・マートル、先住民のアボリジニたちは、薬草や料理に活用していた、れっきとしたハーブ。
ワード氏の自負もうなずけるのであった。
”UGG"とは、アグブーツの代表的メーカー。
羊の皮でできた軽く暖かいこのブーツ、ここ数年冬の定番になっている。
ゴールドコーストにあるUGGでは、100を超える生地とデザインを組み合わせて、自分だけのオリジナルブーツを作れるサービスをしている。
近くに直営工場があるため、24時間内に既製品と同じ価格でオリジナルブーツを誂え可能だとのこと。
市内にある市場”カラーラ・マーケット”は、クイーンズランド州最大の市場。
多種多様の生鮮食料品はもちろんのこと、雑貨やおもちゃなども充実しているようだ。
売り口上が楽しそうな実演販売など、見ていて飽きないだろう。
では、グルメにいこうか。
「パンケークス・オン・ザ・ロックス」は、美味しいパンケーキを出す店。
”デビルズ・ディライト”悪魔の喜び・・・と言う名のパンケーキは、チョコレートを練りこんだ生地のパンケーキに、チョコレートアイス、チョコレートソースのトリプル攻め、高カロリーの誘惑。
てんこ盛りの甘さに、トッピングのイチゴの甘酸っぱさが、味覚に変化を与えている。
「カブス・ステーキハウス」は、ステーキ専門店。
部位ごとにディスプレイされた肉を選び、好みの焼き加減で焼いてくれる。
ここで扱う肉は、ビクトリア州産の牛肉で、柔らかく食べやすいとの評判の肉。
日本でも、オーストラリア産のオージービーフはよく流通していて、馴染み深い。
個人的に薄ピンク色になるほどさしのはいった牛肉を好まないので、このオージービーフにはだいぶお世話になっているから、ショーケースに並んでいた肉たちに大いにそそられてしまった。
このゴールドコーストは、観光産業で成り立っているようなところ。
それゆえのこんなサービスには、割り切りの良さをみた。
観光グッズを売り歩くスタイル抜群のビキニの女性、サービスの一環としてパーキングに置いたレンタカーのパーキングメーターが切れかかかるとコインを投入して時間延長をする。
そして、発券された券と一緒に自分達の広告をワイパーなどに挿んで、グッズの購買を促すというもの。
なぜかというと、パーキングの時間切れでトラブルになり、国債免許で違反をすると、手続きが非常に面倒なので、それがもとでツーリストの足が遠のくのを阻止する狙いがある。
このことをして損にはならないらしく、延長料金はグッズの収益で十分にまかなえるらしいのだ。
まあ、その料金分上乗せしてあるのは、いうまでもないと思うが。
この番組のゲストのあるタレントが言っていたが、1980年代に行ったときは、これほどの高層ビルが海岸線を埋め尽くしていなかったそうだ。
今では、海岸線続く限りに高層ビルの壁が平行して建っているように見えた。
しかも、砂の海岸線が入り組むことなくどこまでも伸びているので、その景観はなんともいえない違和感をもたらす。
単調に見えるし、止め処ない欲望の線に思える。
海と砂浜が美しい分だけ、その壁は醜悪だ。
自然の暴力に勝るとも劣らない、人の欲望の暴力。
入植した人が名付けたゴールド・コースト、先住民のアボリジニはなんとここを呼んでいたのだろう。
「黄金海岸」なんて野暮な名ではなかったに違いない。
もっと、自然を敬うような気の利いた名で呼んでいたと思うのだ。
どなたか、ご存知ありませんか?
年間の300日以上が晴天日と、42キロメートルも続く白い砂浜に恵まれ、サーフィンはここに住む者たちにとってもはやデフォルトとなっている。
最新のマリンスポーツとして、”ジェット・バック”という小型ボートで吸い上げた海水を毎分4000リットルジェット噴射し、空中遊泳を楽しむものがある。
体幹の優れている人は少しの指導とトレーニングで使いこなせるらしいが、そうでない人は1レッスンで浮遊できそうにもないように見えた。
ゴールドコーストから車で1時間ほどのところにある”マウント・タンボリン”は、国立公園の点在する豊かな自然のあるところ。
そこにある”ギャラリー・タウン”には、様々なアーティストが活動し、その作品を展示販売するショップや、ワイナリーが多くあるという。
なかでも有名なのが、マイケル・ワード氏。
彼は、酒創りの名人で、多くの国際的アルコールの賞をもらっている、自然派リキュールの生みの達人。
20年前に、ここの自然に魅せられて移り住み、自家農園と醸造所を持って、新しいテイストのリキュール作りをしている。
レモン・マートルという、レモンのような強い方向のある木の葉などをリキュールの香料に使い、天然成分だけで作る純度の高いリキュールは、胸焼けなどを引き起こさないと、ワード氏は自慢していた。
このレモン・マートル、先住民のアボリジニたちは、薬草や料理に活用していた、れっきとしたハーブ。
ワード氏の自負もうなずけるのであった。
”UGG"とは、アグブーツの代表的メーカー。
羊の皮でできた軽く暖かいこのブーツ、ここ数年冬の定番になっている。
ゴールドコーストにあるUGGでは、100を超える生地とデザインを組み合わせて、自分だけのオリジナルブーツを作れるサービスをしている。
近くに直営工場があるため、24時間内に既製品と同じ価格でオリジナルブーツを誂え可能だとのこと。
市内にある市場”カラーラ・マーケット”は、クイーンズランド州最大の市場。
多種多様の生鮮食料品はもちろんのこと、雑貨やおもちゃなども充実しているようだ。
売り口上が楽しそうな実演販売など、見ていて飽きないだろう。
では、グルメにいこうか。
「パンケークス・オン・ザ・ロックス」は、美味しいパンケーキを出す店。
”デビルズ・ディライト”悪魔の喜び・・・と言う名のパンケーキは、チョコレートを練りこんだ生地のパンケーキに、チョコレートアイス、チョコレートソースのトリプル攻め、高カロリーの誘惑。
てんこ盛りの甘さに、トッピングのイチゴの甘酸っぱさが、味覚に変化を与えている。
「カブス・ステーキハウス」は、ステーキ専門店。
部位ごとにディスプレイされた肉を選び、好みの焼き加減で焼いてくれる。
ここで扱う肉は、ビクトリア州産の牛肉で、柔らかく食べやすいとの評判の肉。
日本でも、オーストラリア産のオージービーフはよく流通していて、馴染み深い。
個人的に薄ピンク色になるほどさしのはいった牛肉を好まないので、このオージービーフにはだいぶお世話になっているから、ショーケースに並んでいた肉たちに大いにそそられてしまった。
このゴールドコーストは、観光産業で成り立っているようなところ。
それゆえのこんなサービスには、割り切りの良さをみた。
観光グッズを売り歩くスタイル抜群のビキニの女性、サービスの一環としてパーキングに置いたレンタカーのパーキングメーターが切れかかかるとコインを投入して時間延長をする。
そして、発券された券と一緒に自分達の広告をワイパーなどに挿んで、グッズの購買を促すというもの。
なぜかというと、パーキングの時間切れでトラブルになり、国債免許で違反をすると、手続きが非常に面倒なので、それがもとでツーリストの足が遠のくのを阻止する狙いがある。
このことをして損にはならないらしく、延長料金はグッズの収益で十分にまかなえるらしいのだ。
まあ、その料金分上乗せしてあるのは、いうまでもないと思うが。
この番組のゲストのあるタレントが言っていたが、1980年代に行ったときは、これほどの高層ビルが海岸線を埋め尽くしていなかったそうだ。
今では、海岸線続く限りに高層ビルの壁が平行して建っているように見えた。
しかも、砂の海岸線が入り組むことなくどこまでも伸びているので、その景観はなんともいえない違和感をもたらす。
単調に見えるし、止め処ない欲望の線に思える。
海と砂浜が美しい分だけ、その壁は醜悪だ。
自然の暴力に勝るとも劣らない、人の欲望の暴力。
入植した人が名付けたゴールド・コースト、先住民のアボリジニはなんとここを呼んでいたのだろう。
「黄金海岸」なんて野暮な名ではなかったに違いない。
もっと、自然を敬うような気の利いた名で呼んでいたと思うのだ。
どなたか、ご存知ありませんか?