rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

順番待ちのマグカップたち

2012-12-29 10:50:22 | 趣味たち
今からでも使いたく、なおかつ使って欲しいと出番を待っているマグカップが2つある。
1つは、あることでもらったもので、2つ目は、思い切って買った猫柄のもの。
ならば、どうして使わないのか?
今使っているマグカップ、少しばかり縁が欠けているけれども、スイスお土産の大ぶりで丈夫なカップがいるからだ。
縁が欠けているのに使い続けているのは、さほど気になる傷と思わないから。
いかにもお土産然としたその風貌、ピンクと水色の花模様の下に流麗な書体で大きく地名が記されて、キッチュなところが日常使いにもってこいだとしている。
それに、こんな東国の田舎にやってきたカップの運命を思うと、無碍にも出来ないのだ。
正直、「もう捨ててしまおぅっ!!」、そして、「新しいカップを使おぅ!」っと、何度思ったか知れない。
でも、できない。
だから今は、いつものようにスイスマグカップを使い続け、あるとき寿命が尽きたなら、そのときが替え時だと考えている。

順番待ちの2つのマグカップたちには、ちょいと気の毒だが、辛抱強く待っていて欲しい。
その間、忘れたりはしない、時々眺めては、そのカップたちで飲み物を飲んでくつろぐシチュエーションを妄想し、楽しませてもらうのだから。
つまるところ、私のところにやってきたとき、命のない物も家族になるのだ。
簡単に捨てたり、飽きたりはしない、思い込みと覚悟がある・・・と自負している。