お気楽サバイバー研究所

21世紀は人類が経験したことのない「過剰」の世紀である。現在の社会の常識は崩壊する。生き方が「お気楽」に変わるのだ。

(7)販促施策の効果測定

2010年10月23日 | マーケティング
商品等の販促施策は多様だ。いちいち挙げると切りが無いので省略します。

で、普通の商店や会社は、日々の売上をExcelや専用のアプリケーションで管理していますね。ただ、多くの場合、それが単純な棒グラフだから残念なんです。

「おお、販促施策期間に凄い山が出来たね。大成功だ。」

これ、違います。

日々の売上は、株価のように13週とか、26週とか、何でも良いんですけど移動平均線で見ないといけません。
販促施策の効果測定は、実施前と実施後の移動平均値の比較(倍率)で評価しないといけないのです。

(売り切りとか、例外はありますが。)

え、移動平均が面倒ですって?
Excelのグラフで簡単に出来ますって。

さらに、マーケティングと言うからには、単なる比較で終わってはいけませんね。
なぜ、そうなったのかという洞察(インサイト)こそ、マーケティングの本質です。

時には、販促施策実施後に売上が落ちる場合もあります。販促施策実施時に山が出来たと喜んでも、その後売上が落ちたのでは意味がありません。まさに、糠喜びと勘違い。笑っている場合じゃないんです。

まあ、具体例は書かないでおきましょう。
今日も短くて、スイマセン。