7月13日(日)、仏検2級の2次試験を受けてきました。
実用フランス語技能検定、というのです。
フライマンはみんなアメリカに行きたがるから、
まあ、自分もそう思っていたんだけど、
ちょっと臍を曲げて、
フランスもいいんじゃないかと思ったのが発端です。
学生時代だから、もう40年近く昔、
少し勉強したことがあって、
2年ほど前からフランスのフライマンのHPやブログを読んでいました。
フランスにもけっこうフライマンがいて、
興味深いHPやブログがあります。
それを読むために、辞書を引いたり、
娘の使った文法書なんかを読んでいました。
新聞に共通一次の問題が掲載された時、
どれどれ、フランス語の問題はどんなものか、
と取り組んでみたらけっこうできるではないの。
では、仏検はどうかとググってみると、
3級、準2級の過去問があったので、こちらもチャレンジ。
以外に簡単で、じゃ、2級を受けてみようという顛末です。
6月15日(日)に1次試験。
千葉県の秀才が学ぶ千葉大学の総合校舎D号館で受験しました。
2級の試験はちょっと難しくて、
勘違い、思い違い、ケアレスミス連発。
自己採点で70点という結果で、
ダメかなー、と思っていたところ、
なんと、76点取れていて無事合格でした。
きっと、ちょっとおまけしてくれたんでしょう。
で、2次試験。
水道橋にあるアテネフランセに行ってきました。

水道橋と言えば、ハーミットですが、
アテネフランセは初めてです。
2次試験はフランス人の先生による5分間の面接試験。
フランス人となんかここ35年間ほとんど話したことなんかありません。
みんなそうですよね?
5月から我孫子のスクールに通い始めたので、
少しは言葉は交わしていますが、
まだ、言いたい事を満足に伝えるには程遠いレベル。
これは、対策を立てねばマズイです。
受験料8,000円がムダになってしまいます。
2級の参考書「仏検合格のための傾向と対策」に、
2次試験の「傾向と対策」があったので、熟読。
要は、5分間フランス人と雑談をすればよいのです。
質問は大体予想されていますから準備をしました。
とにかく話を釣りに持っていくこと。これです。
相手に主導権を握られ、あれこれ聞かれたら、
返答に窮して、ボロが出るのは目に見えている。
釣りの話題だったら何とか乗り切れるのではないか。
さて、自分の番が来て、部屋に入りました。
試験官は感じのいいおばさん、じゃなくて、マダムです。
隣に日本人もいました。
挨拶を済ませると、
「仕事は何をしていますか?」
「5月で退職したので、今は働いていません。」
「夏のバカンスの予定は?」
「東北の秋田、岩手、宮城に釣りに行くつもりです。
川でのフライフィッシングが趣味で、フランスに釣りに行くためにフランス語を勉強しています」
ここで、強引に釣りに話に持っていきました。
ところが、「どうして釣りが好きなの?」と来ました。
しまった! あの国の人は「なぜ? どうして?」が口癖でした。
これは用意してなかった。
「自然が好きだから、山の中の雰囲気が好きだから。」
まともな答えになっていません。そこで口をついたのが、
「ライズの釣りが刺激的だからです。ライズ、分かりますか?」
「ノン」
ライズはフランス語で、gobage(ゴバージュ)と言います。
「gabageとは魚が昆虫を食べたときにできる水面の割れのことです。」
これはしっかりと暗記しておきました。
「好きな季節は?」
「春です。春は川での釣りが解禁になります。カゲロウやカワゲラが羽化して、鱒がそれを食べ、フライフィッシャーは毛針でその魚を釣ることができるからです。」
これもしっかり準備しておきました。
「どんな魚を釣るの?」
「日本の鱒類、ヤマメ、イワナです。とってもきれいですよ。」
「釣った魚は食べるの?」
「いいえ、すべてリリースします。」
「住んでいる町はどんなところですか?」
「千葉の船橋市の○○という所で、都心から遠いけど、
静かで、家の近所に小さな川が流れています。」
「それはいいわね。もしお金持ちだったら、何をしたい?」
「もちろん、世界中を釣りして回りたいと思います。」
なんてことを、しどろもどろになりながら話しました。
結果は8月7日に発送されてきます。
さて、どんな結果が届くのか?
実用フランス語技能検定、というのです。
フライマンはみんなアメリカに行きたがるから、
まあ、自分もそう思っていたんだけど、
ちょっと臍を曲げて、
フランスもいいんじゃないかと思ったのが発端です。
学生時代だから、もう40年近く昔、
少し勉強したことがあって、
2年ほど前からフランスのフライマンのHPやブログを読んでいました。
フランスにもけっこうフライマンがいて、
興味深いHPやブログがあります。
それを読むために、辞書を引いたり、
娘の使った文法書なんかを読んでいました。
新聞に共通一次の問題が掲載された時、
どれどれ、フランス語の問題はどんなものか、
と取り組んでみたらけっこうできるではないの。
では、仏検はどうかとググってみると、
3級、準2級の過去問があったので、こちらもチャレンジ。
以外に簡単で、じゃ、2級を受けてみようという顛末です。
6月15日(日)に1次試験。
千葉県の秀才が学ぶ千葉大学の総合校舎D号館で受験しました。
2級の試験はちょっと難しくて、
勘違い、思い違い、ケアレスミス連発。
自己採点で70点という結果で、
ダメかなー、と思っていたところ、
なんと、76点取れていて無事合格でした。
きっと、ちょっとおまけしてくれたんでしょう。
で、2次試験。
水道橋にあるアテネフランセに行ってきました。

水道橋と言えば、ハーミットですが、
アテネフランセは初めてです。
2次試験はフランス人の先生による5分間の面接試験。
フランス人となんかここ35年間ほとんど話したことなんかありません。
みんなそうですよね?
5月から我孫子のスクールに通い始めたので、
少しは言葉は交わしていますが、
まだ、言いたい事を満足に伝えるには程遠いレベル。
これは、対策を立てねばマズイです。
受験料8,000円がムダになってしまいます。
2級の参考書「仏検合格のための傾向と対策」に、
2次試験の「傾向と対策」があったので、熟読。
要は、5分間フランス人と雑談をすればよいのです。
質問は大体予想されていますから準備をしました。
とにかく話を釣りに持っていくこと。これです。
相手に主導権を握られ、あれこれ聞かれたら、
返答に窮して、ボロが出るのは目に見えている。
釣りの話題だったら何とか乗り切れるのではないか。
さて、自分の番が来て、部屋に入りました。
試験官は感じのいいおばさん、じゃなくて、マダムです。
隣に日本人もいました。
挨拶を済ませると、
「仕事は何をしていますか?」
「5月で退職したので、今は働いていません。」
「夏のバカンスの予定は?」
「東北の秋田、岩手、宮城に釣りに行くつもりです。
川でのフライフィッシングが趣味で、フランスに釣りに行くためにフランス語を勉強しています」
ここで、強引に釣りに話に持っていきました。
ところが、「どうして釣りが好きなの?」と来ました。
しまった! あの国の人は「なぜ? どうして?」が口癖でした。
これは用意してなかった。
「自然が好きだから、山の中の雰囲気が好きだから。」
まともな答えになっていません。そこで口をついたのが、
「ライズの釣りが刺激的だからです。ライズ、分かりますか?」
「ノン」
ライズはフランス語で、gobage(ゴバージュ)と言います。
「gabageとは魚が昆虫を食べたときにできる水面の割れのことです。」
これはしっかりと暗記しておきました。
「好きな季節は?」
「春です。春は川での釣りが解禁になります。カゲロウやカワゲラが羽化して、鱒がそれを食べ、フライフィッシャーは毛針でその魚を釣ることができるからです。」
これもしっかり準備しておきました。
「どんな魚を釣るの?」
「日本の鱒類、ヤマメ、イワナです。とってもきれいですよ。」
「釣った魚は食べるの?」
「いいえ、すべてリリースします。」
「住んでいる町はどんなところですか?」
「千葉の船橋市の○○という所で、都心から遠いけど、
静かで、家の近所に小さな川が流れています。」
「それはいいわね。もしお金持ちだったら、何をしたい?」
「もちろん、世界中を釣りして回りたいと思います。」
なんてことを、しどろもどろになりながら話しました。
結果は8月7日に発送されてきます。
さて、どんな結果が届くのか?
準備なしに言いたい事をちゃんと言えるようになることが課題なのです。おフランスの釣り場でガイドとやり取り出来るように。脳細胞が老化してるから大変です。
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